薬剤師の過去問
第100回
薬学実践問題(物理・化学・生物/実務) 問205
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問題
薬剤師国家試験 第100回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務) 問205 (訂正依頼・報告はこちら)
53歳男性。2型糖尿病のため、以前よりグリベンクラミド錠2.5mg 1錠とピオグリタゾン塩酸塩錠15mg 1錠を1日1回服用していた。春の定期健康診断で、胃がんが見つかり、手術の適応となった。手術時には、経口薬が使えないため以下の処方に切り替えることとなった。
(処方)
カリウム含有維持輸液製剤 500mL
20 % グルコース 40mL
超速効型インスリン 15 単位
よく混和し 50mL/時間で滴下し1時間ごとに血糖値をチェックすること
次の化学構造で表されるヒトインスリンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
(処方)
カリウム含有維持輸液製剤 500mL
20 % グルコース 40mL
超速効型インスリン 15 単位
よく混和し 50mL/時間で滴下し1時間ごとに血糖値をチェックすること
次の化学構造で表されるヒトインスリンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- A鎖のC末端のアミノ酸はグリシンである。
- ヒトインスリンのアミノ酸の一部を置換した超速効型インスリンは、二量体を形成しにくい。
- 3つのジスルフィド結合はすべて、2本のペプチド鎖を互いに結合させている。
- ジスルフィド結合は、システイン残基の酸化反応によって形成される。
- インスリンは肝臓でA鎖とB鎖に開裂し、活性を発現する。
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