第一種電気工事士の過去問
平成29年度(2017年)
一般問題 問21

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第一種 電気工事士試験 平成29年度(2017年) 一般問題 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

高圧受電設備の短絡保護装置として、適切な組合せは。
  • 過電流継電器   高圧柱上気中開閉器
  • 地絡継電器   高圧真空遮断器
  • 地絡方向継電器  高圧柱上気中開閉器
  • 過電流継電器   高圧真空遮断器

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

この問題では受電設備の内、短絡保護について行なっている装置の組み合わせはどれか訊いています。

短絡保護に必要なのは、主に過電流継電器と遮断器の二つで、継電器が過大な電流を検知したら遮断器で遮断するという原理になっています。

1.開閉器には電流を遮断する能力を持っていないので誤りです。

2.地絡継電器は、地絡を検知した時に遮断器に伝えるものなので、短絡保護とは関係ありません。

3.地絡方向継電器については、地絡継電器と同様に地絡保護に関する装置なので短絡保護とは無関係です。

4.過電流継電器と高圧真空遮断器は、短絡保護のために用います。

よって答えは、4番になります。

参考になった数35

02

1.誤りです。高圧柱上気中開閉器は、開閉器なので短絡電流を遮断できません。

2.誤りです。地絡継電器は、短絡を検知できません。

3.誤りです。地絡方向継電器は、短絡を検知できません。

4.正解です。過電流継電器で、短絡電流を検知し、高圧真空遮断器で遮断します。

従って、答えは4番です。

参考になった数10

03

正解は4.です。

1.の高圧柱上気中開閉器は短絡電流を遮断することはできません。

2.の地絡継電器は地絡電流の検出のみに使用されます。短絡電流は関係ありません。

3.の地絡方向継電器は地絡電流の検出のみに使用されます。また、高圧柱上気中開閉器は1.で解説した通り、短絡電流を遮断することはできません。

参考になった数10