第一種電気工事士の過去問
平成29年度(2017年)
配線図問題 問44

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問題

第一種 電気工事士試験 平成29年度(2017年) 配線図問題 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す箇所に関する各問いに対して、答えを1つ選びなさい。

④で示す機器に関する記述で、正しいものは。
問題文の画像
  • 負荷電流を遮断してはならない。
  • 過負荷電流及び短絡電流を自動的に遮断する。
  • 過負荷電流は遮断できるが、短絡電流は遮断できない。
  • 電路に地絡が生じた場合、電路を自動的に遮断する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1.になります。

④の機器は断路器になります。

断路器は、無負荷状態で電路の開閉を行います。ですから、過負荷電流や短絡電流などは遮断できません。電路の開閉のみになります。

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02

この問題は、④で示す機器の動作として但しものはどれか訊いています。

④で示す機器は断路器なので、その目的は負荷電流の遮断などではなく、単に遮断器を開閉した後、電路が確実に開放するために用いられる機器になります。

そのため、断路器には過電流や地絡電流などを遮断する能力はありません。

よって正解は、1番になります。

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03

④は断路器です。断路器は、充電電流のみしか開閉できません。事故電流等を遮断できるのは遮断器となります。

1.正解です。断路器は負荷電流を遮断できません。

2.誤りです。遮断器の説明となります。

3.誤りです。負荷開閉器等の説明となります。

4.誤りです。遮断器の説明となります。

従って、答えは1番です。

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