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第一種電気工事士の過去問 令和元年度(2019年) 一般問題 問18

問題

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高圧ケーブルの電力損失として、該当しないものは。
   1 .
抵抗損
   2 .
誘電損
   3 .
シース損
   4 .
鉄損
( 第一種 電気工事士試験 令和元年度(2019年) 一般問題 問18 )
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この過去問の解説 (3件)

34
[ 解答 4 ]
[ 解説 ]

高圧ケーブルの電力喪失には3種類あります。
抵抗損、誘電損、シース損です。

■抵抗損:ケーブル内の導体に電流が流れることによって発生する損失のことをいいます。ケーブルで発生する損失の内で最も大きい損失です。

■誘電損:ケーブルの絶縁体内で発生する損失です。交流電圧の印可により発生します。

■シース損:ケーブルの金属シース(被膜や遮へい層)に誘導される電流によって発生する損失です。

■鉄損:鉄心に生じる「ヒステリシス損+過電流損」を示したものです。たとえば、変圧器においては電力の無駄となります。この数値が小さいほど高性能の変圧器ということになります。

よって、高圧ケーブルの電力損失としては、4の鉄損が該当しません。

付箋メモを残すことが出来ます。
7

正解は4番です。

各選択肢を解説します。

1、抵抗損

抵抗損というのは電線の抵抗や負荷の抵抗によって、

2rで熱として電力を消費してしまう損失の事です

電気設備とは切っても切れない損失と言えます。

(電気工事士の問題にも必ずどこかで関わって来ます)

2、誘電損

ケーブルなどの絶縁体の誘電成分によって、

コンデンサのようになり、

誘電体(絶縁体)内部で熱として、

エネルギーが逃げてしまう損失の事です。

3、シース損

ケーブルの金属製被膜に電磁誘導が起こり発生する損失です。

こちらも主に熱になりエネルギーが逃げてしまう損失です。

シース損には主にシース回路損というものと、

シース渦電流損という2種類があり。

これらをまとめてシース損と呼びます。

4、鉄損

これは主に変圧器の鉄心で起こる損失の事を指します。

電圧を印可すると必ず鉄心で起こる損失で無負荷損とも言われてます。

どちらかは聞いた事があるのではないでしょうか。

今回はケーブルで起こる損失を聞いた問題ですから、

4番が正解の選択肢という事になります。

5
1.抵抗損は導体に電流が流れる時発生します。高圧ケーブルの銅導体に関係します。
2.誘電損は誘電体(ケーブルの場合は絶縁体)を通して漏れる損失なので、高圧ケーブルに関係します。
3. シースは、ケーブルの場合絶縁体の外に巻かれた絶縁体です。誘電損と同様にシース損も関係します。
4. 鉄損はトランスのように鉄心がありそこに生じる損失なので高圧ケーブルには関係ありません。

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