第一種電気工事士の過去問
令和3年度(2021年) 午後
一般問題 問35
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問題
第一種 電気工事士試験 令和3年度(2021年) 午後 一般問題 問35 (訂正依頼・報告はこちら)
「電気設備の技術基準の解釈」において、停電が困難なため低圧屋内配線の絶縁性能を、漏えい電流を測定して判定する場合、使用電圧が200Vの電路の漏えい電流の上限値として、適切なものは。
- 0.1mA
- 0.2mA
- 1.0mA
- 2.0mA
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは(3)「1.0[mA]」です。
低圧の場合、使用電圧に関係なく1.0[mA]以下とすることと定められています。
また、漏れ電流で測定する場合には電圧は関係ありません。
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02
電技解釈第14条第1項において、絶縁抵抗の測定が、電路を停電することができない場合など困難な場合に、
漏えい電流が1mA以下の場合は、絶縁性能が保たれていると規定があります。
また、規定で200Vの絶縁抵抗は0.2MΩ以上となってます。
このことから、
I=R ⁄ E より
I=200 ⁄ 0.2×106
=0.2×3 ⁄ 0.2×106
=0.1×10-3
=0.1mA 以上
となります。
したがって、解答欄の 3 が正解となります。
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03
低圧電路における絶縁性能は、使用電圧によらず漏洩電流が1mA以下であることと規定されています。
よって選択肢3が答えです。
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