第一種電気工事士の過去問令和4年度（2022年）午前配線図問題問3

問題

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図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す10箇所に関する各問いには、4通りの答えが書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
［注］図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。

③で示すa，b，cの機器において、この高圧受電設備を点検時に停電させる為の開路手順として、最も不適切なものは。

1 .

a　→　b　→　c

2 .

b　→　a　→　c

3 .

c　→　a　→　b

4 .

c　→　b　→　a

（第一種電気工事士試験令和4年度（2022年）午前配線図問題　問3 ）

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この過去問の解説（2件）

一見難しそうですが、最も不適切なものは、断路器（DS)を一番最初に切っているものとなります。

a 負荷開閉器

b 断路器

c 遮断器

選択肢1. a　→　b　→　c

負荷開閉器（PAS）を最初に切っているので、最も不適切ではありません。

選択肢2. b　→　a　→　c

こちらが断路器を最初に切っているので一番不適切です。

選択肢3. c　→　a　→　b

最後に断路器を切っているので、どれかといわれると、こちらが一番適切だと思います。

選択肢4. c　→　b　→　a

遮断器を最初に切っているので、これも不適切ではありません。

まとめ

正直なところ、どの手順が一番正しいかというのはいろいろな考え方があるかと思いますが、少なくともｂを最初に切ってはいけない、というのは間違いないので、そこから回答するとよいと思います。

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基本的な停電作業は負荷側から停電させていくのが正しいです。

そして最後に通電が無い状態で断路器（DS）を開放します。

復電作業はこの逆になります。

選択肢1. a　→　b　→　c

断路器が最後なので不適切ではありません。

選択肢2. b　→　a　→　c

断路器が最初に開放しているため誤りです。

選択肢3. c　→　a　→　b

これが一番適切かと思います。

選択肢4. c　→　b　→　a

断路器が最後なので不適切ではありません。

まとめ

これについては停電する作業の人や状況にもよるかと思います。

一番最後は断路器と覚えて置きましょう。

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第一種電気工事士の過去問 令和4年度（2022年） 午前 配線図問題 問3

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