第一種電気工事士の過去問
令和4年度(2022年) 午前
配線図問題 問4
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問題
第一種 電気工事士試験 令和4年度(2022年) 午前 配線図問題 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す10箇所に関する各問いには、4通りの答えが書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
[注]図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
④で示す装置を使用する主な目的は。
[注]図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
④で示す装置を使用する主な目的は。
- 計器用変圧器を雷サージから保護する。
- 計器用変圧器の内部短絡事故が主回路に波及することを防止する。
- 計器用変圧器の過負荷を防止する。
- 計器用変圧器の欠相を防止する。
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この過去問の解説 (2件)
01
これは図を見たほうが良いと思いますが、VT(計器用変圧器)の前段にある限流ヒューズになります。
雷サージの保護には利用できません。
こちらが正解となります。内部短絡が起きた際に、主回路への影響を守るためにVT側の回路を切り捨てるという意味です。
一見使えそうですが、高圧限流ヒューズは2倍で120分以内で切れるというものなので、VTの保護にはあまり使えません、
欠相の防止には利用できません。
本問題は選択肢がいずれもそれらしいので迷うかと思いますが、役割についてしっかり覚えておきましょう。
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02
計器用変圧器(VT)の前にある限流ヒューズになります。
2倍の電流で120分以内に作動し事故が波及するのを防ぎます。
雷サージから保護するのが目的ではないため誤りです。
正解になります。
過負荷を防止する目的ではないため誤りです。
欠相の防止はできないため誤りです。
限流ヒューズの役割を再度覚えて置きましょう。
作動が2倍2時間(120分)というものなので雷サージなど突発性に対応できるものではないことも関連して覚えましょう。
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