第一種電気工事士 過去問
令和5年度(2023年) 午後
問2 (一般問題 問2)

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問題

第一種電気工事士試験 令和5年度(2023年) 午後 問2(一般問題 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような回路において、抵抗は、すべて2Ωである。a−b間の合成抵抗値[Ω]は。
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この過去問の解説 (2件)

01

合成抵抗を求める問題です。

複雑そうに見えますが、うまく分岐させると単純化できます。

左半分は真ん中に抵抗がなく、短絡していて合成抵抗が0になります。

右半分は上の部分の右の部分が同じ値のモノなので合成値は半分になります。

そこから2+1で3になります。

下の部分は直列なので単純な足し算で2+2+2で6になります。

後は2列の並列回路の合成値なので和分の積で18/9なので2になります。

選択肢1. 1

誤:値が異なります。

選択肢2. 2

正:計算結果と合致するのでこれが正解です。

選択肢3. 3

誤:値が異なります。

選択肢4. 4

誤:値が異なります。

まとめ

合成抵抗を求める問題でした。

複雑そうに見えますが、分岐して考えると単純化できることが確認できるものでした。

合成抵抗に必要な考え方が詰まっている問題でもありました。

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02

問題の回路で短絡された抵抗はないものと考えてよいので、結局、この回路は3Ωと6Ωの抵抗が並列に接続された回路に等しくなります。よって、その合成抵抗値は


 R =(1/3 + 1/6)−1 = 2 [Ω]
 

です。

選択肢1. 1

値が異なります。

選択肢2. 2

正解です。

選択肢3. 3

値が異なります。

選択肢4. 4

値が異なります。

まとめ

複雑な回路に見えますが、短絡された抵抗を省略すれば、下図のような回路になります。点線で囲んだ部分は1Ωの抵抗となるので、結局、3Ωと6Ωの抵抗の並列回路に帰着します。

 

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