第一種電気工事士 過去問
令和6年度(2024年)
問47 (配線図問題 問7)
問題文
図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す10箇所に関する各問いに対して、答えを1つ選びなさい。
⑦で示す部分の相確認に用いるものは。
⑦で示す部分の相確認に用いるものは。

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問題
第一種電気工事士試験 令和6年度(2024年) 問47(配線図問題 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す10箇所に関する各問いに対して、答えを1つ選びなさい。
⑦で示す部分の相確認に用いるものは。
⑦で示す部分の相確認に用いるものは。

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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、高圧受電設備の接地検査で使用される適切な機器を選ぶものです。選択肢には、接地検査に必要な工具や計測機器が示されており、正しいものを選ぶ必要があります。指定の位置では、高圧用の検電器(検査棒)が適切です。
接地抵抗計は、接地工事の効果を測定するための機器ですが、接地検査そのものには使用しません。
この選択肢は不正解です。
高圧検電器は、高圧設備の充電状態を確認するために使用されます。接地検査に必要な機器であり、指定の位置に適切です。
この選択肢は正解です。
棒形電圧計は、電圧を測定するための機器であり、接地検査には適しません。
この選択肢は不正解です。
検相器は、三相回路の相順を確認するための機器ですが、接地検査には使用しません。
この選択肢は不正解です。
この問題では、接地検査に適した機器として高圧検電器が必要となります。接地検査では、まず対象機器が完全に非充電であることを確認する必要があり、高圧検電器を使用して安全を確保します。現場での作業において、各機器の用途を正確に理解しておくことが重要です。
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02
相確認に用いる機器は「検相器」になります。
機器にはそれぞれ使用できる電圧階級が決められています。
この問題で問われているのは、高圧受電設備内、LBSでの相確認ですので、高圧用の検相器を使用しなければなりません。
これは低圧用の検相器になります。
測定器の端子を回路のRSTそれぞれに接続すると、
正相であれば矢印方向(時計周り)、
逆相であれば矢印と逆方向(半時計周り)に表示がくるくる回ります。
よって誤りです。
これが高圧用の検相器になります。
この問題で使い方を説明いたしますと、
LBSを開放した状態で、検層器の片方をLBSの一次側に、もう片方を二次側に当てます。
当てた相同士が同相であれば無音でランプが点灯、
位相であれば警告音がなりランプが点滅
といった形で相の確認ができます。
よって、これが正解になります。
これは放電用の接地棒になります。
高圧機器を停電させての作業や点検の際に、機器の残留電荷を放電させるために使用する機器です。
ワイヤー端部にあるクリップをアース端子に噛ませて、棒の先端を停電させた機器に接触させることで、残留電荷を放電させます。
よって誤りです。
これは高圧検電器になります。
高圧充電部に接触させると音とランプで充電してることを知らせるものです。
なお、検電器には高圧用と低圧用がございます。簡単な見分け方は長さです。
高圧用は、安全距離を保たなければならないので、長いです。
低圧用は短いです。
電気工事で使用する機器は、使用用途、電圧階級によってさまざまありますが、特徴を掴めば覚えやすいです。
類題をたくさんこなして、機器の名称、写真、使用用途を一致させましょう。
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