1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
選択問題 問38

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 選択問題 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

人工リーフの被覆工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
  • 被覆工に形状の整った自然石やコンクリートブロックを用いる場合には、被覆材を複数層に並べるように施工する。
  • 被覆工が大きな間げきを有する場合には、中詰工の表面付近には被覆工の間げきより小さな径を有する中詰材の層を設け、中詰材が吸い出されないように施工する。
  • 被覆工に空げき率の高い異形ブロックを用いる場合には、中詰工の法勾配は緩勾配とせずに各異形ブロックが最も安定した形状となるように積む。
  • 被覆工に平型ブロックを用いる場合には、空げきのない形状・構造のコンクリートブロックを用いるのがよい。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.適当ではありません。
自然石やブロックを用いる場合には、洗掘を防ぐために並べずに乱れ積みにします。
2.適当ではありません。
中詰工の表面付近には被覆工の間隙より大きな径を有する中詰材の層を設けます。
3.問題文の通りです。
4.適当ではありません。
一般的に空隙が小さいと、下面から働く揚圧力を受け不安定になりやすい傾向にあります。また空げきがあるほうが消波性能を期待できます。

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02

1→誤りです。

人工リーフの被覆工として、形状の整った自然石やコンクリートブロックを

用いる場合は、被覆材を複数層に並べず、一層とします。

2→誤りです。

人工リーフの被覆工の間げきが大きい時は、

中詰工の表面付近には被覆工の間げきより大きな中詰材の層を設けます。

3→設問通りです。

中詰工の法勾配は、異形ブロックの安定性を考慮して定めます。

4→誤りです。

人工リーフの被覆工に平型ブロックを用いる場合には、

空げきのある形状・構造のコンクリートブロックを用います。

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