1級土木施工管理技術の過去問
令和2年度
必須問題 問73
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和2年度 必須問題 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
下図のネットワーク式工程表に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。ただし、図中のイベント間のA〜Kは作業内容、日数は作業日数を表す。
- クリティカルパスは、⓪ → ① → ② → ④ → ⑤ → ⑨ である。
- ① → ⑥ → ⑦ → ⑧ の作業余裕日数は4日である。
- 作業Kの最早開始日は、工事開始後26日である。
- 工事開始から工事完了までの必要日数(工期)は28日である。
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この過去問の解説 (2件)
01
クリティカルパスとは、プロジェクト開始から終了まで「前の工程が終わらないと次の工程が始まらない」という依存関係に従って結んでいったときに、所要時間が最長となるような経路をいいます。
上記のネットワーク工程表において最長となる経路は⓪ → ① → ② → ③ → ⑤ → ⑨ですので、これがクリティカルパスになります。
また① → ⑥ → ⑦ → ⑧の経路は21日であり、クリティカルパスの経路(⓪ → ① → ② → ③ → ⑤)と比較すると作業余裕日数は1日です。
作業Kの最早開始日は、クリティカルパス経路より工事開始後22日であり、作業完了までは28日かかります。
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02
クリティカルパスを計算する問題です。
設問に示された当初の最長経路であるクリティカルパスは⓪→①→②→③→⑤→⑨の経路であり、その所要時間は、A+B+C+D+Jの作業時間 = 5+5+5+7+6 = 28日となります。
①→⑥ →⑦ →⑧ の作業日数は21日です。
一方で、作業Kに至るまでのクリティカルパスは ②→③→⑤→⑧の経路の22日であるため、余裕日数は1日となります。
作業Kの最早開始日は上記で計算した22日となります。
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