1級土木施工管理技士 過去問
令和2年度
問74 (必須問題 問74)

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問題

1級土木施工管理技術試験 令和2年度 問74(必須問題 問74) (訂正依頼・報告はこちら)

工程管理に用いられるバーチャート工程表に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • バーチャート工程表は、簡単な工事で作業数の少ない場合に適しているが、複雑な工事では作成・変更・読取りが難しい。
  • バーチャート工程表では、他の工種との相互関係、手順、各工種が全体の工期に及ぼす影響などが明確である。
  • バーチャート工程表は、各工種の所要日数がタイムスケールで描かれて見やすく、また作業の工程が左から右に移行しているので、作業全体の流れがおおよそ把握できる。
  • バーチャート工程表では、工事全体の進捗状況を表現することができないため、工程管理曲線を併記することにより、全体工程の進捗状況を把握できる。

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この過去問の解説 (3件)

01

〇1.設問の通りです。

バーチャート工程表は縦軸に作業項目を、横軸に各作業項目を行う日付を記載する工程表です。

簡単な工事で作業数の少ない場合に適していますが、複雑な工事では作成・変更・読取りが難しいです。

✖2.

バーチャート工程表では、他の工種との相互関係、手順、各工種が全体の工期に及ぼす影響などが不明瞭です。

他の工種との相互関係が全体に及ぼす影響が明確のなのは「ネットワーク工程表」です。

〇3.設問の通りです。

バーチャート工程表は、縦軸に作業項目を、横軸に日付を記載し、作業の工程が左から右に移行しているので、作業全体の流れがおおよそ把握できます。

〇4.設問の通りです。

バーチャート工程表では、工事全体の進捗状況を表現することができないため、工程管理曲線を併記することにより、全体工程の進捗状況を把握できます。

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02

バーチャート工程表は、工種を縦軸にとり、工期を横軸にとって、各工種の工事期間を横棒で表現するものです。

1.設問の通りです。

バーチャート工程表は、簡単な工事で作業数の少ない場合に適していますが、複雑な工事では作成・変更・読取りが難しいという特徴があります。

2.適当ではありません。

バーチャート工程表では、他の工種との相互関係、手順、各工種が全体の工期に及ぼす影響な どが明確ではありません。

他工種との相互関係は、手順、各工種が全体の後期に及ぼす影響を把握でっきるのは「ネットワーク式工程表」です。ネットワーク式工程表は、各作業の順序を明確に表示でき、余裕時間の状況工程の全体像を把握できます。

3.設問の通りです。

バーチャート工程表は、各工種の所要日数がタイムスケールで描かれて見やすく、また作業の 工程が左から右に移行しているので、作業全体の流れがおおよそ把握できます。

4.設問の通りです。

バーチャート工程表では、工事全体の進捗状況を表現することができないため、工程管理曲線を併記することにより、全体工程の進捗状況を把握できます。

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03

バーチャート工程表は、縦軸に作業名、横軸に時間をとって各作業を横棒で表すシンプルな構造が特徴です。

 

これらの特徴を押さえて問題を見ていきましょう。

選択肢1. バーチャート工程表は、簡単な工事で作業数の少ない場合に適しているが、複雑な工事では作成・変更・読取りが難しい。

〇適当です。

 

 バーチャート工程表は、簡単な工事で作業数の少ない場合に適しているが、複雑な工事では作成・変更・読取りが困難です。

選択肢2. バーチャート工程表では、他の工種との相互関係、手順、各工種が全体の工期に及ぼす影響などが明確である。

×不適当です。

 

 バーチャート工程表では、他の工種との相互関係、手順、各工種が全体の工期に及ぼす影響などが明確(不明確)である。

 

当問題は、ネットワーク式工程表の特徴について述べているため、誤りです。

選択肢3. バーチャート工程表は、各工種の所要日数がタイムスケールで描かれて見やすく、また作業の工程が左から右に移行しているので、作業全体の流れがおおよそ把握できる。

〇適当です。

 

 バーチャート工程表は、各工種の所要日数がタイムスケールで描かれて見やすく、また作業の工程が左から右に移行しているので、作業全体の流れがおおよそ把握できます。

選択肢4. バーチャート工程表では、工事全体の進捗状況を表現することができないため、工程管理曲線を併記することにより、全体工程の進捗状況を把握できる。

〇適当です。

 

 バーチャート工程表では、工事全体の進捗状況を表現することができないため、工程管理曲線を併記することにより、全体工程の進捗状況を把握できます。

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