1級土木施工管理技術の過去問 令和2年度 必須問題 問86

〇１．設問の通りです。

品質管理は、品質特性や品質標準を定め、作業標準に従って実施し、できるだけ早期に異常を見つけ、品質の安定をはかるものです。

✖２．

品質特性は、工程の状態を総合的に表し、品質に重要な影響を及ぼすものです。

代用特性は品質特性と密接な関係があり、品質に特に影響のないものであれば代用することができます。

「代用特性を用いてはならない」というのは誤りです。

〇３．設問の通りです。

品質標準は、現場施工の際に実施しようとする品質の目標であり、目標の設定にあたっては、ばらつきの度合いを考慮しなければなりません。

〇４．設問の通りです。

作業標準は、品質標準を実現するための各段階での作業の具体的な管理方法や試験方法を決めるものです。

1.適当です。

　本文の通りです。「品質管理」の目的に関して述べています。

2.適当ではありません。

　品質管理における「品質特性」に関して述べていますが、

　「代用特性を用いてはならない」という部分が誤っています。

　覚えておくべきは、「代用特性」は「品質特性」と密な関係性がある

　ということ、文字通り代わりとなる品質特性のものであること、

　品質に特に影響しないものならば用いてもよいということです。

3.適当です。

　本文の通りです。品質管理における「品質標準」について述べています。

4.適当です。

　本文の通りです。品質管理における「作業標準」について述べています。