第一種衛生管理者の過去問
平成27年10月公表
労働生理 問41
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第一種 衛生管理者試験 平成27年10月公表 労働生理 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
視覚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 眼をカメラにたとえると、虹彩はしぼりの働きをする。
- 眼は、硝子体の厚さを変えることにより焦点距離を調節して網膜の上に像を結ぶようにしている。
- 角膜が歪んでいたり、表面に凹凸があるために、眼軸などに異常がなくても、物体の像が網膜上に正しく結ばないものを乱視という。
- 網膜には、明るい所で働き色を感じる錐状体と、暗い所で働き弱い光を感じる杆状体の2種類の視細胞がある。
- 明るいところから急に暗いところに入ると、初めは見えにくいが暗順応によって徐々に見えるようになる。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
1.〇 眼をカメラにたとえますと、虹彩はしぼりの働きをしています。
2.× 「硝子体」ではなく、「水晶体」です。
3.〇 「乱視」に関する正しい記述です。
4.〇 「網膜」には、錐状体と杆状体の2種類の視細胞があります。
5.〇 「暗順応」に関する正しい記述です。
参考になった数72
この解説の修正を提案する
02
視覚に関する問題で頻出事項としては以下の3点を押えましょう。
・硝子体は眼球の形を保つもので厚さは変えられない。
・網膜には光を受容する錐状体と杆状体があり、錐状体は明るいところで「色」を感じ杆状体は「暗い」ところで明暗を感じる。
・水晶体は遠近の調節を行う。
視覚の問題が出題された場合、
「明るいところで色を感じる錐状体、暗い光を感じる杆状体」
というワードは出てくると思っていいでしょう。
硝子体は厚さは変わりません。
この問題に関して誤りは選択肢2です。
参考になった数46
この解説の修正を提案する
03
虹彩…カメラで例えると「絞り」の部分。
硝子体…眼球の大部分を占めるゲル状の組織。
網膜…光を感じる部分。カメラで例えると「フィルム」。
水晶体…カメラで例えると「レンズ」の部分。周囲の筋肉に引っ張られて厚みを変えることにより、ピントを調整する。
(1)○
(2)×:ピントを調節するのは硝子体ではなく水晶体のため誤りです。
(3)○
(4)○:問題文をそのまま覚えましょう。
(5)○:この逆を「明順応」ともいいます。
よって、正解は(2)です。
眼球は構造物が多いです。眼球断面図のイラストなどを見ると理解しやすいでしょう。
参考になった数28
この解説の修正を提案する
04
1.◯
虹彩は眼に入る光の量の調節をしています。つまりカメラに例えると、しぼりと同じ働きをしています。
2.×
誤りです。眼は【水晶体】の厚さを変えることにより、焦点距離を調節して網膜の上に像を結ぶようにしています。
3.◯
記載の通りです。
4.◯
網膜には錐状体と杆状体という2種類の視細胞があります。錐状体は明るいところで働き、色を感じます。一方、杆状体は暗いところで働き、弱い光を感じます。
5.◯
暗順応:明るいところから急に暗いところに入ると、はじめは見えにくいですが、次第に見えるようになる現象のことです。
参考になった数24
この解説の修正を提案する
前の問題(問40)へ
平成27年10月公表問題一覧
次の問題(問42)へ