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第一種衛生管理者の過去問 平成28年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問14

問題

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作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
   1 .
騒音性難聴は、初期には気付かないことが多く、また、治りにくいという特徴がある。
   2 .
騒音性難聴は、内耳にある聴覚器官の有毛細胞の変性によって起こる。
   3 .
騒音下では、精神的疲労が生じたり、自律神経系や内分泌系にも影響を与えることがある。
   4 .
騒音性難聴は、通常、会話域である500Hzから2,000Hzの周波数帯で著しい聴力低下を示し、この聴力低下の型をc5dipという。
   5 .
等価騒音レベルは、時間的に変動する騒音レベルのエネルギー的な平均値を表す量で、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応している。
( 第一種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問14 )
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この過去問の解説 (3件)

115
正解 4

1 騒音性の難聴は、まさにゆでガエル現象とも言えます。初期の対処が重要になります。本肢は正しいです。

2 内耳の蝸牛管の中にある有毛細胞が障害を受けることにより、発症します。よって、正しい肢となります。

3 ストレスを感じる状況下の騒音では、神経系に影響を与えます。

4 本肢の2,000Hzではなく、高音域(4,000Hzを中心として)から聞こえにくくなります。誤りとなります。

5 端的に、平均的な測定値のことを等価騒音レベルと言います。知・情・意に関係してまいります。本肢も正しいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
54
正解は(4)です。

1 ○:騒音性難聴は、長期間にわたって騒音を聞き続けることによって起こります。慣れによって気づきにくく、通常の会話よりも高い音から聞こえにくくなるため、初期には自覚症状がほとんどありません。また、難聴は治りにくいという特徴もあります。

2 ○:騒音性難聴は内耳にある聴覚器官の有毛細胞の変性によって起こります。有毛細胞は再生しないため、たとえ騒音を聞かない環境に移動したとしても自然に聴力が回復するということはほとんどありません。

3 ○:騒音はストレスの要因になることがあります。これよって精神疲労が生じたり、神経系や内分泌系にも影響が現れることがあります。

4 ×:騒音性難聴は、通常の会話(500~2000Hz)よりも高い音(4000Hz前後)から聞こえにくくなります。このような症状をC5dipといいます。

5 ○:単位時間あたりの騒音レベルを平均化したものを等価騒音といいます。

35
作業環境における騒音及び、それによる健康障害に関する問題です。特に選択肢に挙げられる騒音性難聴は、騒音下で長時間働く事で起こりうる難聴で、職業性難聴とも言います。

正解は4です。

c5 dipとは、4,000Hz(高音域)を中心としたV字型の切れ込みを示すオージオグラムをいい、音響性障害の軽度なものにみられることが多いといいます。

通常、会話域である500Hzから2,000Hzの周波数帯で著しい聴力低下ではありません。


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