第一種衛生管理者の過去問
平成28年10月公表
労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問28
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問題
第一種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
厚生労働省の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- ディスプレイ画面上における照度は、500ルクス以下になるようにする。
- 書類上及びキーボード上における照度は、300ルクス以上になるようにする。
- ディスプレイは、おおむね40cm以上の視距離が確保できるようにし、画面の上端が眼と同じ高さか、やや下になるようにする。
- 単純入力型及び拘束型に該当するVDT作業については、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10〜15分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1〜2回程度の小休止を設けるようにする。
- VDT作業健康診断では、原則として、視力検査、上肢及び下肢の運動機能検査などを行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
5が正解です。
VDT作業健康診断では、原則として、作業区分に応じて視力検査、上肢の運動機能検査などを行いますが、下肢の運動機能検査は行いません。
ここでは正解ですが、作業環境管理(ルクス数)なども正確に記憶する事が大事です。
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02
1 500ルクスより明るいと文字ボケが起こります。本肢の説明の通りとなります。
2 本肢の説明の通りとなります。
3 入射する光との関係で、本肢の説明の通りとなります。
4 本肢の説明の通りとなります。正しいです。
5 VDT作業健康診断につき、一般の健康診断と併用実施は可能です。しかし、下肢の運動機能検査は必要ありません。よって、本肢が誤りとなります。
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03
VDT(Visual Display Terminals)とはパソコンのようなディスプレイをもつ機器等のことをいい、これを使用する作業を総じて「VDT作業」といいます。長時間のパソコン作業などによって様々な健康問題(眼の疲れ、肩こり、腰痛、ストレスなど)を訴える作業者が増えてきたことから、ガイドラインが定められました。
ガイドラインの中には、作業者の健康障害の防止を図るために健康診断を行うことも記載されており、検査項目には、眼科検査、上肢の運動機能検査などがあります。(これはガイドラインであり法令ではないため、義務ではなく推奨事項になります。)
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