第一種衛生管理者の過去問
平成28年10月公表
労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問30

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

1,000人を対象としたある疾病のスクリーニング検査の結果と精密検査結果によるその疾病の有無は下表のとおりであった。このスクリーニング検査の偽陽性率及び偽陰性率の近似値の組合せとして、適切なものは(1)〜(5)のうちどれか。ただし、偽陽性率とは、疾病無しの者を陽性と判定する率をいい、偽陰性率とは、疾病有りの者を陰性と判定する率をいう。
問題文の画像
  • 偽陽性率(%)18.5、偽陰性率(%)0.5
  • 偽陽性率(%)18.5、偽陰性率(%)20.0
  • 偽陽性率(%)80.0、偽陰性率(%)0.5
  • 偽陽性率(%)80.0、偽陰性率(%)20.0
  • 偽陽性率(%)90.0、偽陰性率(%)0.6

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 2

スクリーニング検査の偽陽性率と偽陰性率の近似値を求める設問です。

言葉が難しそうですが、単純計算を要求しています。

スクリーニング検査結果
陽性 (疾病有り20) (疾病無し180)
陰性 (疾病有り 5 ) (疾病無し795)
が計算の基礎となります。

偽陽性率=180/(795+180)×100=18.46⇒18.5
偽陰性率= 5/(5+20)×100=20

よって、本肢の正解は2となります。

参考になった数226

02

スクリーニング検査の偽陽性率及び偽陰性率の近似値の問題です。

正解は2です。

まず、偽陽性率ですが、偽陽性/偽陽性+真陰性の公式で計算され180/180+795=0.1846...となります。%になおすと18.5%が近似値となります。

次に、偽陰性率ですが、偽陰性/偽陰性+真陽性の公式で計算され5/5+20=0.2となります。%になおすと20%が近似値となります。

参考になった数55

03

1:×
2:○
3:×
4:×
5:×

偽陽性率と偽陰性率は疾病有りと無しの陽性と陰性の比率を求めます。
偽陽性率は疾病無しの数値、偽陰性率は疾病有りの数値を用います。

偽陽性率=陽性/(陽性+陰性)×100
    = 180/(180+795)×100
    ≒ 18.5

偽陰性率=陰性/(陰性+陽性)×100
    = 5/(5+20)×100
    = 20

よって、正解は2です。

参考になった数45