第一種衛生管理者の過去問
平成28年10月公表
労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問34

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成28年10月公表 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

健康診断における検査項目に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 尿酸は、体内のプリン体と呼ばれる物質の代謝物で、血液中の尿酸値が高くなる高尿酸血症は、関節の痛風発作などの原因となるほか、動脈硬化とも関連するとされている。
  • 血清トリグリセライド(中性脂肪)は、食後に値が上昇する脂質で、空腹時にも高値が持続することは動脈硬化の危険因子となる。
  • HDLコレステロールは、悪玉コレステロールとも呼ばれ、高値であることは動脈硬化の危険因子となる。
  • 尿素窒素(BUN)は、腎臓から排泄される老廃物の一種で、腎臓の働きが低下すると尿中に排泄されず、血液中の値が高くなる。
  • γ-GTPは、正常な肝細胞に含まれている酵素で、肝細胞が障害を受けると血液中に流れ出し、特にアルコールの摂取で高値を示す特徴がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

健康診断における検査項目に関する問題です。

正解は3です。

HDLコレステロールは、善玉コレステロールの事です。悪玉はLDLコレステロールの事です。

衛生管理者試験では、このように言葉の定義をひっくり返す問題が頻出なので、重要で似ている語句は注意してください。

参考になった数184

02

正解は3です。

1 .○
記述の通りです。

2 .○
記述の通りです。

3 .×
LDLコレステロールの記述なので誤りです。
HDLコレステロールは、善玉コレステロールとも呼ばれ、低値であることは動脈硬化の危険因子となります。

4 .○
記述の通りです。

5 .○
記述の通りです。

参考になった数42

03

1:○
2:○
3:×
4:○
5:○

誤った選択肢は3です。
動脈硬化の危険因子となる悪玉コレステロールはLDLコレステロールです。
HDLコレステロールは、善玉コレステロールとも呼ばれ、LDLコレステロールを引き抜いて肝臓まで運ぶ働きをします。逆に低値であると動脈硬化の危険因子となります。
その他は説明文の通りです。

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