第一種衛生管理者の過去問 平成29年10月公表 関係法令（有害業務に係るもの以外のもの） 問22

正解　1

1　衛生委員会の議長を除く全委員については、全委員ではなく半数となっています。よって、本肢は誤っています。

2　議長は、総括又は事業者指名者となっています。よって、全文が正しいです。くれぐれも互選ではありません。

3　労働衛生コンサルタントの委員選任ができるのは、1人のみであります。指名可能です。本肢も正しいです。

4　遅滞なく労働者に周知徹底をして、安心・安全・快適職場の保持を図るためです。よって、全文が正しい表現となります。

5　最低3年間保存義務があります。企業の永続性は労働者の健全な労働衛生環境にあるからです。本肢は正しい肢です。

(1)×：“衛生委員会の議長を除く委員の「半数」については、労働者の過半数で組織する労働組合または労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない“が正しいです。
(2)○
(3)○：衛生管理者として選任されている者であれば、専属であるかどうかは問いません。
(4)○
(5)○

よって、(1)が正解です。

誤っているものは１です。
文中の「議長を除く全委員」が誤りで正しくは「議長を除く半数の委員」です。関係する法規は労働安全衛生法第18条です。

他の選択肢については以下のとおりです。
２．正しいです。労働安全衛生法第18条にあります。

３．正しいです。労働安全衛生法第18条にあります。

４．正しいです。労働安全衛生規則第23条3にあります。

５．正しいです。労働安全衛生規則第23条4にあります。