第一種衛生管理者の過去問
平成29年10月公表
労働生理 問43

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成29年10月公表 労働生理 問43 (訂正依頼・報告はこちら)

ストレスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 個人の能力や感性に適合しないストレッサーは、心理的には不安、焦燥感、抑うつ感などを、身体的には疲労を生じることがある。
  • 典型的なストレス反応として、副腎皮質ホルモンの分泌の著しい減少がある。
  • ストレスにより、発汗、手足の震えなど自律神経系の障害が生じることがある。
  • ストレスにより、高血圧症、狭心症、十二指腸潰瘍などの疾患が生じることがある。
  • 昇進、転勤、配置替えなどがストレスの原因となることがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 2

1 日常生活する上でのプレッシャーとかそれを感じた時のあの感覚がストレスです。この肢のとおりです。

2 ストレス反応は、外的な刺激の種類により、①物理的 ②化学的 ③生物的 ④心理的ものに分類されます。そこで、本問では生物的なストレス反応で、副腎皮質ホルモンの分泌の著しい減少がある。となっています。「減少」ではありません。「増加」します。よって、本肢が誤りとなります。

3 悪寒なども覚える自律神経系の障害ともなります。本肢は正しいです。

4 様々な疾患が生じるようになります。本肢も正しいです。

5 心理的なストレスが原因となります。人事異動は、勤め人の運命ですね。本肢も正しいです。

参考になった数129

02

1:○
2:×
3:○
4:○
5:○

誤った選択肢は2です。
副腎皮質ホルモンはストレスに反応して分泌量が増加します。典型的なストレス反応としては、著しく分泌量が増加します。
その他は説明文の通りです。

参考になった数37

03

(1)〇:適度なストレスは良い緊張感となり生活にメリハリを持たせ、達成感・充実感を与えます。ただし、過度のストレスや個人の適正に合わないストレスが与えられると人体に様々な悪影響を及ぼす場合があります。
(2)×:副腎皮質ホルモンの分泌「減少」ではなく「増加」が正しいため、誤りです。
(3)〇
(4)〇:ストレスは人体に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
(5)〇

よって、(2)が正解です。

参考になった数37