第一種衛生管理者の過去問
令和2年10月公表
関係法令(有害業務に係るもの) 問10

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第一種 衛生管理者試験 令和2年10月公表 関係法令(有害業務に係るもの) 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

労働基準法に基づき、全ての女性労働者について、就業が禁止されている業務は次のうちどれか。
  • 異常気圧下における業務
  • 多量の高熱物体を取り扱う業務
  • 20kgの重量物を継続作業として取り扱う業務
  • さく岩機、鋲(びょう)打機等身体に著しい振動を与える機械器具を用いて行う業務
  • 病原体によって著しく汚染のおそれのある業務

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1:×
異常気圧下における業務は、妊産婦および産後1年を経過しない女性で申し出があった場合に就業が禁止されていますが、全ての女性労働者について就業が禁止されているわけではありません。
よって、誤った選択肢です。

2:×
多量の高熱物体を取り扱う業務は、妊娠中もしくは産後1年を経過しない女性で従事しない旨を申し出た場合に就業が禁止されていますが、全ての女性労働者について就業が禁止されているわけではありませ
よって、誤った選択肢です。

3:○
20kg以上の重量物を継続的に取り扱う業務は、全ての女性労働者について就業が禁止されています。
よって、3が正解となります。

4:×
さく岩機等の使用によって身体に著しい振動を与える業務は、妊産婦および産後1年を経過しない女性については禁止されていますが、全ての女性労働者について就業が禁止されているわけではありません。
よって、誤った選択肢です。

5:×
病原体によって著しく汚染のおそれのある業務は、女性労働者について就業が禁止されていますが、保健婦,看護婦,助産婦令により免許を受けたものは除きますので、全ての女性労働者について就業が禁止されているわけではありません。
よって、誤った選択肢です。

参考になった数144

02

正解3
事業主は、危険有害業務のうち以下の業務を女性労働者にさせてはいけないことになっています。これらの業務は妊娠や出産に有害であるとされているからです。

・重量物を取り扱う業務
・有害物のガス、蒸気または粉じんを発散する場所における業務

ここでいう、重量物とは年齢によって重さがわけられています。満18歳以上の場合、断続作業は30kg、継続作業は20kg以上とされています。

以上から答えは選択肢3となります。

参考になった数45

03

正解は、3 です。

1.該当しません。
異常気圧下における業務において就労させてはならない女性労働者は、妊産婦となっています。(使用者に申し出た場合となっています。)全ての女性労働者には該当しません。

2.該当しません。
多量の高熱物体を取り扱う業務おいて就労させてはならない女性労働者は、妊産婦となっています。(使用者に申し出た場合となっています。)全ての女性労働者には該当しません。

3.該当します。
重量物を取り扱う業務、及び、有害ガスを発散する場所における業務、その他妊産婦の妊娠、出産、保育等に有害な業務は、全ての女性を就労させてはなりません。

4.該当しません。
さく岩機、鋲(びょう)打機等身体に著しい振動を与える機械器具を用いて行う業務おいて就労させてはならない女性労働者は、妊産婦となっています。全ての女性労働者には該当しません。

5.該当しません。
病原体によって著しく汚染のおそれのある業務は、女性の医師、看護師等には適用されないです。よって、全ての女性労働者には該当しません。

参考になった数27