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二級建築士の過去問「全問」を出題

問題

建築物とその設計者との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
   1 .
聴竹居(1927年)――――――――藤井厚二
   2 .
旧東京中央郵便局(1931年)―――吉田鉄郎
   3 .
神奈川県立近代美術館(1951年)―坂倉準三
   4 .
広島平和記念資料館(1952年)――村野藤吾
   5 .
東京文化会館(1961年)―――――前川國男
( 二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科1(建築計画) )

この過去問の解説 (3件)

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正解は設問4です。

設問1 聴竹居は藤井厚二の作品です。
日本の環境に合わせた住宅の研究成果の一つとなった住宅です。

設問2 旧東京中央郵便局は吉田鉄郎の作品です。
昭和初期のモダニズム建築の一つです。
当時の構造躯体をそのまま保存し、
現在は商業施設となっています。

設問3 神奈川県立近代美術館は板倉準三の作品です。
ル・コルビュジェに師事していたこともあり、
近代建築のピロティに中庭を組み合わせた作品です。

設問4 広島平和記念資料館は丹下健三の作品です。
建築プロポーションにはフィボナッチ数列されています。
村野藤吾はモダニズム建築を代表する建築家の一人です。主な作品には、迎賓館本館(旧赤坂離宮)、横浜市庁舎などがあります。

設問5 東京文化会館は前川國男の作品です。
国立西洋美術館と向き合うように立地し、
本格的なオペラやクラッシク音楽に対応したホールを持っています。
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正解は4です。
広島平和記念資料館は、丹下健三の作品です。
1の聴竹居(ちょうちくきょ)は一般的にはあまり知られていませんが、サントリーウイスキーで有名な京都府の大山崎町にある住宅で、国の重要文化財にも登録されています。
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正解は4です。

1、聴竹居(ちょうちくきょ)は環境工学の先駆者である藤井厚二(ふじいこうじ)によって設計された自邸です。
この建物は日本の環境に合わせた住宅研究による実験的な住宅です。
通風において細かな工夫がこらされており、環境共生住宅の原点とされています。

2、旧東京中央郵便局は吉田鉄郎によって設計されたSRC造の建築物です。
外観は真壁構造によって、日本の伝統的な外観を与えるとともに、
簡素なフォルムによる美しさも体現した建物です。
また、現在は一部を保存し東京駅の景観にて活用されています。

3、神奈川県立近代美術館の特徴としては、ピロティ空間、中庭を囲む形状があります。
また、設計した坂倉準三はル・コルビュジェに師事しており、多くのことを学んで作品に取り入れています。
この建築物は、彼の近代建築の5原則に中庭を加え表現した建物です。
近代建築の5原則:①ピロティ②屋上庭園③自由な平面④自由な立面⑤水平連続窓

4、広島平和記念資料館は丹下健三による設計です。
ピロティ空間と縦ルーバーの外観が特徴的な建築物です。

5、東京文化会館はコンクリート打ち放しの大きな庇が特徴的です。
一階部分にはガラス壁面が多く開放的な外観を持ち正面性をなくし、
外部の公園に対して開放的な造りとなっています。
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