二級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科3(建築構造) 問15
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問題
二級建築士試験 平成27年(2015年) 学科3(建築構造) 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
図のように配筋された柱のせん断補強筋比pwを求める式として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、地震力は、図に示す方向とする。
凡例
at:主筋1本当たりの断面積
aw:せん断補強筋1本当たりの断面積
b、d:柱の幅
x:せん断補強筋の間隔
凡例
at:主筋1本当たりの断面積
aw:せん断補強筋1本当たりの断面積
b、d:柱の幅
x:せん断補強筋の間隔
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この過去問の解説 (3件)
01
図の帯筋比はPw = 2αw / b・xで求めます。
(αw:1組の帯筋の断面積、b:柱幅、x:帯筋間隔)
2αwの2は帯筋が2本分あるという意味です。図では→方向に地震力が働いているため副帯筋は含まず2本で計算をします。
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02
地震力に抵抗するのが、
→方向のせん断補強筋であるので、
帯筋比は、Pw = 2aw/bx となります。
よって、1が正答となります。
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03
帯筋比を求める公式は、
Pw = αw / bx
(Pw:帯筋比、αw:1組の帯筋の断面積、b:柱の幅、x:帯筋の間隔)
帯筋比は地震力の方向に対して垂直な断面で考えます。
今回の場合、断面積は、
b(横幅) × x(高さ) となります。
また断面をまたぐ帯筋の数は2本ですので、2 × αwとなります。
よって、
Pw=2αw/bx
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