二級建築士の過去問
平成27年(2015年)
学科4(建築施工) 問24

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。


1、公共建築数量積算基準、第3編、第1章 土工、第2節-1-4)によると
「土砂量は地山数量とし、掘削による増加、締固めによる減少は考慮しない」とあります。
したがって正しい記述となります。

2、公共建築数量積算基準、第4編、第3章 鉄筋の区分、第2節-1-9)によると
「鉄筋について、その所要数量を求めるときは、その設計数量の4%の割増を標準とする」とあります。
したがって正しい記述となります。

3、公共建築数量積算基準、第4編、第2章 コンクリ-ト部材、第2節-1-(1)-2)によると
「鉄筋及び小口径管類によるコンクリートの欠除はないものとする」とあります。
したがって正しい記述となります。

4、公共建築数量積算基準、第4編、第2章 コンクリ-ト部材、第2節-1-(2)-2)によると
「梁と床板、基礎梁等と底盤、同一幅の柱と梁等及び壁式構造における壁と床板の接続部は、第2章第2節のコンクリート部材の計測・計算2)の定めによる「さきの部分」の接続部の型枠を差し引く。これ以外の接続部の面積が1.0 ㎡以下の箇所の型枠の欠除はないものとする」とあります。
そのため1.0 ㎡を超える場合、その面積分を差し引いて型枠数量の算出をします。
したがって正しい記述となります。

5、公共建築数量積算基準、第5編、第2章 仕上、第2節-3-(3)-4)によると
「シート防水等の重ね代は計測の対象としない」とあります。
したがって誤りの記述となります。

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02

正解は5です。


1、土砂量は、地山数量とし、掘削による増加や締固めによる減少は考慮せず算出します。
地山数量とは土砂などの除去・掘削によって、地盤を築く際の工事の量を言います。
したがって正しい記述となります。

2、鉄筋の所要数量は、その設計数量の4%割増で算出するのが標準です。
したがって正しい記述となります。

3、コンクリートの数量を算出する際、鉄筋・小口径管類によるコンクリートの欠除はないものとして算出します。
したがって正しい記述となります。

4、型枠の数量は、各部材の接続部の面積が1㎡以下の場合、型枠の欠除は行いません。
そのため1㎡を超える場合は、その面積分を引いて型枠の数量を算出します。
したがって正しい記述となります。

5、シート防水の数量は、シートの重ね代の面積を加えず算出します。
したがって誤りの記述となります。

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03

正解は5

シート防水の重ね代は面積には加えません。よって、誤りです。

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