二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問19

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

塗装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 塗料は、気温の低下などから所定の粘度が得られないと判断したので、適切な粘度に調整して使用した。
  • 屋外の鉄骨面は、合成樹脂エマルションペイント塗りとした。
  • 屋内の木部は、オイルステイン塗りとした。
  • 木部を透明塗装する際の素地調整については、汚れや付着物を除去した後、研磨紙ずりを行った。
  • 屋内のモルタル面の素地調整において、合成樹脂エマルションパテを使用した。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 : 2

1.〇
塗料は、気温の低下などから所定の粘度が得られないと判断した場合、適切な粘度に調整して使用します。

2.×
屋外の鉄骨面には、『合成樹脂エマルションペイント』塗りは適していません。
『合成樹脂エマルションペイント』は、セメント系、木質系素地に使用されます。
屋外の鉄骨面の塗装には、『合成樹脂調合ペイント』や『フタル酸樹脂エナメル』が適しています。

3.〇
屋内の木部は、オイルステイン塗りが適しています。防腐効果があります。

4.〇
木部を透明塗装する際の素地調整については、汚れや付着物を除去した後、研磨紙ずりを行います。

5.〇
屋内のモルタル面の素地調整において、合成樹脂エマルションパテが適用されます。

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02

最も不適当なものは2番です。

 1 . 正
塗料は、
気温の低下などから所定の粘度が得られない場合、
適切な粘度に調整して使用します。

 2 . 誤
合成樹脂エマルションペイント塗りは
屋内外で使用できますが、鉄骨面には適しません。
したがって 誤 です。

 3 . 正
オイルステイン塗りは、主に木部で使用できます。

 4 . 正
木部を透明塗装する際の素地調整では、
汚れや付着物を除去した後、研磨紙ずりを行います。

 5 . 正
合成樹脂エマルションパテは、
屋内のモルタル面に使用できます。

参考になった数3

03

1.正)設問の通り

2.誤)
合成樹脂エマルションペイント塗りは
屋外の鉄骨面には適しません。
(コンクリートやモルタルには適しています。)

3.正)設問の通り

4.正)設問の通り

5.正)設問の通り

参考になった数3