二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問20
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
<参考>
それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
- ガラスブロック積みにおいて、特記がなかったので、平積みの目地幅の寸法を10mmとした。
- 高さ2.0mの木製開き戸に取り付ける建具用丁番は、ステンレス製のものを3枚使用した。
- 壁紙張りにおいて、接着剤は、日本産業規格(JIS)に規定された「壁紙施工用及び建具用でん粉系接着剤」による2種1号とし、使用量は固型換算量(乾燥質量)30g/m2以下とした。
- ビニル床シートの張付けにおいて、モルタル塗り下地を施工後10日間放置し、乾燥させてから行った。
- フローリングボードの根太張り工法において、フローリングボードをスクリュー釘を用いて張り込んだ。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . 正
平積みのガラスブロック積みの目地幅は、
8mm〜12mmとします。
2 . 正
建具に取り付ける丁番は、
建具の高さが2m以上ある場合 3枚使用し、
2mに満たない場合は2枚使用します。
3 . 正
壁紙張りに使用する接着剤は以下規定があります。
「公共建築工事標準仕様書」19.8.2
・JIS規定「壁紙施工用及び建具用でん粉系接着剤」による2種1号
・使用量は固型換算量(乾燥質量)30g/m²以下
4 . 誤
モルタル塗り下地は施工後【14日間以上】放置し、
乾燥させてから次の作業を行います。
設問は10日間ですので 誤 です。
5 . 正
根太張り工法はフローリングボードを根太に直接張り、
スクリュー釘と接着剤を併用します。
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02
正解 : 4
1.〇
ガラスブロック積みの目地幅は10mmを標準とします。
2.〇
高さ2.0mの木製開き戸に取り付ける建具用丁番は、ステンレス製のものを3枚使用します。2.0m未満では2枚使用します。
3.〇
壁紙張りに使用する接着剤は、日本産業規格(JIS)に規定された「壁紙施工用及び建具用でん粉系接着剤」による2種1号とし、使用量は固型換算量(乾燥質量)30g/m²以下となっています。
4.×
ビニル床シートのモルタル塗り下地は、施工後14日以上乾燥させる必要があります。
コンクリートでは28日以上の乾燥養生が必要です。
5.〇
根太張り工法では、根太の上に下張りを行わずに、直接フローリングボードをスクリュー釘と接着剤を併用して張ります。
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03
2.正)設問の通り
3.正)設問の通り
4.誤)
ビニル床シートの張付けにおいてモルタル塗り下地は
施工後14日間以上放置し、乾燥させてから行うので、
設問の10日間では不足しています。
(コンクリート下地の場合は28日間以上放置します。)
5.正)設問の通り
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