問題
<参考>
それに伴い、当設問の選択肢中の文言を変更しました。
正解は1です。
1、木木材中の結合水と大気中の湿度が平衡に達した状態は、気乾状態と言います。
繊維飽和点とは、木材の細胞壁に結合水が満たされている状態を言います。
したがって誤りの記述となります。
2、木材の乾燥収縮率は、年輪の接線方向より繊維方向のほうが小さくなります。
乾燥収縮率の大小関係は以下のようになります。
「 年輪の接線方向 > 年輪の半径方向 > 繊維方向 」
したがって正しい記述となります。
3、心材は辺材よりもシロアリの食害を受けにくいです。
したがって正しい記述となります。
心材は基本的に優れた材と覚えておきましょう。
4、木材は、繊維方向、積層方向等によって強度性能上の異方性を有しています。
したがって正しい記述となります。
5、日本産業規格(JIS)において、繊維板は、密度・用途・製法によってインシュレーションボード、MDF及びハードボードに分類されます。
密度の大小関係は以下になります。
「 インシュレーションボード < MDF < ハードボード 」
したがって正しい記述となります。
正解は1です。
1 .木材を大気中で十分に乾燥させ、木材中の結合水と大気中の湿度が平衡に達した状態で、含水率15%程度を気乾状態と言い、含水率30%程度の状態を繊維飽和点といいます。
誤った記述です。
2 .木材の乾燥収縮率は、年輪の接線方向より繊維方向のほうが小さくなります。
正しい記述です。
3 .心材は、辺材よりも乾燥収縮が小さく、シロアリの食害を受けにくいという特徴があります。
正しい記述です。
4 .構造用集成材や合板は、繊維方向、積層方向等によって強度性能上の異方性を有してします。
正しい記述です。
5 .日本産業規格(JIS)において、繊維板は、密度・用途・製法によってインシュレーションボード、MDF及びハードボードに分類されます。
正しい記述です。
正解は1です。
1.木材を大気中で十分に乾燥させ、木材中の結合水と大気中の湿度が平衡に達した状態で含水率15%程度を気乾状態と言います。繊維飽和点は含水率30%程度となります。よって、誤った記述となります。
2.木材の乾燥収縮率は、「円周方向>半径方向>繊維方向」の順になります。よって、正しい記述となります。
3.心材は、辺材よりもシロアリの食害を受けにくく、乾燥収縮が小さいという特徴があり、正しい記述となります。
4.構造用集成材や合板は、繊維方向、積層方向等によって強度性能上の異方性を有していますので、正しい記述となります。異方性とは方向による性質の差を言います。
5.日本産業規格(JIS)において、繊維板は、密度・用途・製法によってインシュレーションボード、MDF及びハードボードに分類されますので、正しい記述となります。