二級建築士の過去問
平成30年(2018年)
学科3(建築構造) 問24

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問題

二級建築士試験 平成30年(2018年) 学科3(建築構造) 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

建築材料とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
  • チタン―――――――――――屋根材
  • 花こう岩――――――――――耐火被覆材
  • グラスウール――――――――断熱材
  • インシュレーションボード――吸音材
  • シージングせっこうボード――湿気の多い場所の壁下地材

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は2です。


1、チタンは耐久性、耐食性に優れた軽量な金属です。
そのため屋根材に用いることができます。
したがって正しい組合せとなります。

2、 花こう岩は耐久性に優れるため屋内にも屋外にも使用できます。
その反面、耐火性には劣るため耐火被覆材には使用できません。
したがって誤りの組合せとなります。

3、グラスウールはガラス繊維による加工品で断熱材として使用することができます。
したがって正しい組合せとなります。

4、インシュレーションボードは防音性に優れているため吸音材に使用することができます。
したがって正しい組合せとなります。

5、シージングせっこうボードは水に弱いせっこうボードに防水処理を施したものになります。
そのため湿気の多い場所の壁下地材に使用することができます。
したがって正しい組合せとなります。

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02

 建築材料の名称を確認する設問は、必ず出題されますので確実に覚えておきましょう。

1. チタン……屋根板金や家具金物などに用いられます。

2. 花崗岩……御影石とも呼ばれ、各種仕上部分に用いる石材になります。

3. グラスウール……断熱材のほか、壁体内部に充填して遮音材料として利用します。

4. インシュレーションボード……木質繊維板で、断熱性や吸音性に富んだ板状材料です。

5. シージングせっこうボード……水廻りの部屋で下地材料として用いられます。

 よって、 2. が正解になります。

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