二級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科1(建築計画) 問19

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問題

二級建築士試験 令和元年(2019年) 学科1(建築計画) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

建築設備に関する次の用語の組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。
  • 昇降機設備 -------- 頂部すき間
  • 消火設備 ---------- 窒息作用
  • 避雷設備 ---------- 回転球体法
  • 排水設備 ---------- 成績係数
  • ガス設備 ---------- BF方式

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この過去問の解説 (2件)

01

1. 記述は正しいです
 頂部すき間は、エレベータのカゴフレーム上部と昇降路最上部の床下端・梁下端のクリアランスの事です。

2. 記述は正しいです
 コンピュータ室や収蔵庫などは、火災時室内を密閉したうえで二酸化炭素などの不活性ガスを噴出して酸素を追い出すことで消火(窒息作用)し、内部を保護します。

3. 記述は正しいです
 回転球体法は、避雷針が雷から保護してくれるエリアを解析する方法で、コンピュータの発達でより高精度な解析ができるようになりました。

4. 記述は誤りです
 成績係数とは、電力1Wでどれだけの冷房・暖房の能力があるかを表します。成績係数が高いほど、設備の冷暖房能力が高い⇒省エネルギーに貢献していることを示します。

5. 記述は正しいです
 BF方式は、密閉型自然吸排気の方式ことです。
ガス燃焼機器に用いられ、バランスふろがまなどが該当します。

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02

正解は4です。

1.正しいです。
 頂部すき間とは、昇降機(エレベーター)が最上階に停止した際のかごの枠の上端から昇降路の頂部にある床又ははりの下端までの垂直距離のことをさします。

2.正しいです。
 窒息作用とは、電気火災や油火災、書物等の水を避けるべき場所において、不活性ガスの放出により酸素濃度を低くして消化する方法です。

3.正しいです。
 回転球体法とは、2つ以上の受雷部、又は1つ以上の受雷部と大地に接する点を接点として球体を形成し、屋外の落雷保護エリアを形成する手法です。

4.誤りです。
 成績係数とは、冷凍機やヒートポンプ等の効率を示す指標であり、空気調和設備に関する用語です。

5.正しいです。
 BF方式とは、密閉された燃焼室内で外部の空気を取り入れて燃焼し、屋外に排ガスを排出する燃焼方式です。

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