二級建築士の過去問
令和元年(2019年)
学科1(建築計画) 問18

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

この過去問の解説 (2件)

01

1. 記述は正しいです
 カーテンウォールは、構造体と金物で留めつけているのみで、間仕切と同じ「非耐力壁」となります。
外部デザインの自由度、工場生産での安定供給などの利点があります。

2. 記述は正しいです
 在来工法は、柱・梁によって外力を受ける構造形式になります。
ツーバイフォー工法は、壁や床を規格材でフレームを作りそれをつなぎ合わせて、板材を張り付けることによって外力を受ける構造形式になります。

3. 記述は正しいです
 プレカットによって、高精度の接合部になり工期の短縮にもなるため、作業場による手刻みの木材加工は減少しています。

4. 記述は正しいです
 ボックスユニット工法は、建物内部をあらかじめ工場で作り、現場では積み木のように設置・接合して施工します。

5. 記述は誤りです
 モジュラーコーディネーションとは、建物全体において建築部材や寸法、設備系統などを規格化することです。
維持管理や改修などに対して柔軟に対応することができます。

参考になった数14

02

正解は5です。

1.正しいです。
 カーテンウォールとは、荷重を支持しない非構造外壁のことです。
 鉄骨造の外周部に取り付ける薄い壁です。

2.正しいです。
 ツーバイフォーは、主に2インチ × 4インチの部材により構成されますが、2インチ × 4インチの整数倍の断面長さによって構成することもあります。

3.正しいです。
 プレカット方式は、木造部分の接合部等をあらかじめ工場で生産する方式です。
 プレファブ工法に用いられます。

4.正しいです。
 箱状の立体的なプレファブのことをボックスユニット工法と呼びます。

5.誤りです。
 モデュラーコーディネーションとは、規格化されたある寸法体系を用いて建築の各部分や部品などの寸法調整を行うことです。

参考になった数5