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二級建築士の過去問 令和元年(2019年) 学科4(建築施工) 問10

問題

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型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
地盤上に支柱を立てるに当たり、支柱がコンクリートの打込み中や打込み後に沈下しないよう、地盤を十分に締め固めるとともに、支柱の下に剛性のある板を敷いた。
   2 .
型枠の再使用に当たり、せき板とコンクリートとの付着力を減少させ、脱型時にコンクリート表面や型枠の傷を少なくするために、せき板に剝離剤を塗布した。
   3 .
せき板・支保工・締付け金物などの材料の品質管理・検査は、搬入時に行うとともに、型枠の組立て中にも随時行った。
   4 .
構造体コンクリートの圧縮強度が設計基準強度以上に達し、かつ、施工中の荷重及び外力について構造計算により安全であることが確認されたので、コンクリートの材齢にかかわらず梁下の支柱を取り外した。
   5 .
柱及び壁のせき板は、建築物の計画供用期間の級が「短期」であり、普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートの打込み後2日間の平均気温が20℃であったので、圧縮強度試験を行わずに取り外した。
( 二級建築士試験 令和元年(2019年) 学科4(建築施工) 問10 )
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この過去問の解説 (2件)

13
1. 記述は正しいです
 地盤上に支柱を立てると、沈下の影響で施工精度が確保できないので、地盤の締固めや鉄板敷きなどを施します。

2. 記述は正しいです
 再利用の型枠板は、構造体とべったりくっついて脱型しづらくなるのを防ぐために、しっかり清掃し、剥離剤を用いて脱型時の施工性を保ちます。

3. 記述は正しいです
 型枠支保工の工事には、その安全を確保するために作業主任者を置いて指揮することになっています。
受け入れ時の管理や施工中の管理についても、作業主任者や現場管理者などが随時行います。

4. 記述は正しいです
 支保工の存置期間は、設計よりも過大な強度が出てもいけないので、所定の強度が確保されて安全が確認されれば撤去することになります。

5. 記述は誤りです
 せき板の存置期間は、普通ポルトランドセメントで平均気温が20℃の場合、柱や壁で4日以上存置が必要になります。
また、強度が100%発現した場合に柱や壁のせき板を取り除くことができます。

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4
1. 正しい記述です。
支柱を立てるには、地盤の締め固めが必要です。

2. 正しい記述です。
型枠の再使用する場合、せき板に剝離剤を塗布するのは適切な作業です。

3. 正しい記述です。
搬入時だけでなく型枠の組み立て中にも材料の品質管理・検査を行います。

4. 正しい記述です。
構造体コンクリートの圧縮強度が設計基準強度以上に達し、かつ、構造計算により安全性が確認された場合、コンクリートの材齢にかかわらず梁下の支柱を取り外すことができます。

5. 不適当な記述です。
平均気温が20℃の場合、柱及び壁のせき板は、普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートの打込み後4日経過してから取り外します。

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