第二種電気工事士の過去問
平成27年度上期
一般問題 問8

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問題

第二種 電気工事士試験 平成27年度上期 一般問題 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

定格電流12Aの電動機5台が接続された単相2線式の低圧屋内幹線がある。この幹線の太さを決定するための根拠となる電流の最小値〔A〕は。
ただし、需要率は80%とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

電動機の定格電流の合計が50A以下の場合

電動機の定格電流を1.25倍で計算する

電動機の定格電流の合計が50Aを超える場合

電動機の定格電流を1.1倍で計算する

これを踏まえて、12A×5台=60A×80%=48A

51A以下となるので1.25倍で計算すると

 48A×1.25=60A となります。

よって答えは「2」となります。

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02

「2」が正答です。

まず、電動機の定格電流を次の式で求めます。
Im=I×電動機台数×需要率=12×5×0.8=48[A]となります。
次に電熱器の定格電流[Ih]を求めますが、接続されていない為、Ih=0[A]となります。

求めた定格電流Imは50A以下であることから幹線の許容電流は以下の式で求めます。
Iw[A]≧1.25Im+Ih

上記の式にそれぞれの値をあてはめて求めると、
Iw=1.25×48+0=60[A]となります。

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03

電動機の定格電流の和は
 MI=12×5=60A です。
電動機以外の負荷の定格電流の和
 HI=0A なので、
この幹線の太さを決定する許容電流I[A]は
次の式で計算できます。(電動機50A以下は1.25倍)
 J: 需要率
I ≧J (1.25 MI + HI ) [A]
I ≧0.8(1.25×60+0)
I ≧60A

よって正解は2です。

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