第二種電気工事士の過去問
令和3年度上期 午前
配線図 問48

この部分の複線図を描くと

　A・電源の白から、ツの回路への電源、タの回路への電源、チの引っ掛けシーリングの４本

　B・電源の黒から、ツの回路への電源、タの回路への電源、チのスイッチの４本

　C・チの引っ掛けシーリング、チのスイッチの２本

の３箇所接続となります。

よって必要なコネクタは２です。

正解は2です。

この問題は、18番で示すボックス内の接続を

ずべて差込コネクタを使用した場合、

使用する差込コネクタの種類と最小個数を

選択する問題です。

この問題は結線図を作成する必要があります。

書き方として、

右から電源が来ています。

上と下に電源送りしています。

右下にスイッチ「チ」があり、

左上に「チ」の負荷があります。

まず右から＋とーが来ます。

＋は上と下と右下のスイッチ「チ」に入ります。

合計で4本になります。

ーは上と下と左上の負荷「チ」に入ります。

合計で4本になります。

そして、スイッチ「チ」の返り線が

負荷「チ」に入ります。

合計で2本になります。

合計で

4本用が2個と

2本用が1個になります。

よって答えは2になります。

正解は２です。

この問題は出題科目「配線図」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

＜必要知識＞

◯複線図を理解している。

⑱のボックス内では、下記が接続されています。

電源cからの接地側電線がボックス内で（引掛シーリングのツ用のボックス、引掛シーリングのチ、ペンダントの白熱灯のタ用のボックス）に分岐され、接地側電線４本の接続点が出来ます。

この接続点ではVVF１.６が４本のため、使用する差込形コネクタは４本用です。

電源cからの非接地側電線がボックス内で、（引掛シーリングのツ用のボックス、スイッチのチ、ペンダントの白熱灯のタ用のボックス）に分岐され、接地側電線４本の接続点が出来ます。

この接続点ではVVF１.６が４本のため、使用する差込形コネクタは４本用です。

引掛シーリングのチとそのスイッチを接続し、電線２本の接続点が出来ます。

この接続点ではVVF１.６が２本のため、使用する差込形コネクタは２本用です。

よって正解は２になります。