第二種電気工事士の過去問
令和3年度下期 午後
一般問題 問13
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問題
第二種 電気工事士試験 令和3年度下期 午後 一般問題 問13 （訂正依頼・報告はこちら）
金属管（鋼製電線管）の切断及び曲げ作業に使用する工具の組合せとして、適切なものは。
- やすり、パイプレンチ、パイプベンダ
- やすり、金切りのこ、パイプベンダ
- リーマ、金切りのこ、トーチランプ
- リーマ、パイプレンチ、トーチランプ
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この過去問の解説 （3件）
01
１：×
パイプレンチは、カップリングなどを金属管に付けるときに使用するもので、金属管の切断及び曲げ作業には使用しません。
よって、誤った組み合わせです。
２：○
いずれも金属管の切断及び曲げ作業に使用します。
正しい組合せです。
３：×
トーチランプは、塩化ビニル管を曲げるための器具ですので、金属管の切断及び曲げ作業には使用できません。
よって、誤った組み合わせです。
４：×
トーチランプは、塩化ビニル管を曲げるための器具ですので、金属管の切断及び曲げ作業には使用できません。
よって、誤った組み合わせです。
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02
この問題は出題科目「電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」からの出題です。
この問題では下記の知識を求められています。
＜必要知識＞
◯金属管工事で使用する工具を理解している。
金属管工事で切断する工具は金切りのこ、パイプカッタ、高速切断機などを使用します。
金属管工事で曲げ作業に使用する工具はパイプベンダです。
それでは問題を解いていきます。
パイプレンチは金属管にカップリングなどを取りつけるときに、金属管を回すために使用するため不適切です。
やすり、金切りのこ、パイプべンダは全て切断及び曲げ作業に使用するため適切です。
金属管の内面取りにリーマを使用し、電線管を切断するときに金切りのこを使用、パイプベンダで金属管を曲げます。
トーチランプは合成樹脂管の加工に使用する工具のため不適切です。
硬質塩化ビニル電線管をトーチランプの炎で熱して曲げます。
トーチランプとパイプレンチは金属の切断、曲げ作業で使用しないため不適切です。
よって正解は、やすり、金切りのこ、パイプべンダになります。
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03
本問題は、金属配管の曲げ方に関する問題です。
金属管の切断作業は、金切りのこで切断します。バリが残る切断面の仕上げには平やすりを使って仕上げます。
金属管の曲げ作業には、パイプベンダで金属管を曲げます。太い金属管の場合は、油圧式パイプベンダを使用します。
×
誤りです。
やすりとパイプベンダは使用しますが、パイプレンチは金属管を回すときに使用します。
○
正解です。
×
誤りです。
リーマは金属管の内面取りに使用し、トーチランプは合成樹脂管の曲げに使用します。
×
誤りです。
リーマは金属管の内面取りに使用し、トーチランプは合成樹脂管の曲げに使用します。また、パイプレンチは、金属管を回すときに使用します。
金属管の切断には、パイプを固定するパイプバイスがあります。金属管の切断には、パイプカッタや高速切断機も使えますが、口径の大きさに制限があります。
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