第二種電気工事士の過去問
令和4年度上期 午後
一般問題 問26

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問題

第二種 電気工事士試験 令和4年度上期 午後 一般問題 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

直読式接地抵抗計(アーステスタ)を使用して直読で、接地抵抗を測定する場合、被測定接地極Eに対する、2つの補助接地極P(電圧用)及びC(電流用)の配置として、最も適切なものは。
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この過去問の解説 (3件)

01

一直線に「E-P-C」の順番で10m間隔で並べるのが正しいので、正解は3です。

これはそのまま覚えてしまったほうが良いと思います。

電圧降下法という原理を用いており、回路内にインバータやトランジスタ、アンプやフィルタなどが入っており、電位差を求めて測定しているのですが、その原理を詳しく問われることはないと思います。

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02

正解は3です。

接地抵抗計の接地極は、E - P - C の順番で、かつ10[m]間隔で地面に埋め込んで接地抵抗を測定します。

第二種電気工事士でよく問われる D種設置工事は、接地抵抗が100[Ω]以下という規定があります。

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03

接地抵抗計で接地極の接地抵抗を測定する準備として、補助接地棒を埋め込みます。

設置する順番は、接地極E-補助接地極P-補助接地極C、の順にE-P間、P-C間の距離をそれぞれ約 10 m とします。

測定の方法は、E-C間に交流を流してその電流 I [A]を測り、E-P間の電圧 V [V]を測ることで、V÷I = RE によって、接地極の抵抗 RE [Ω]が測定できます。

C極にも接地抵抗 RC ができますが、P-C間の抵抗となり、A-P間の抵抗 RE とは合成されません。

選択肢1. 解答選択肢の画像

×

誤りです。

接地極は左端です。

選択肢2. 解答選択肢の画像

×

誤りです。

補助棒の設置位置の順序は、E-P-C です。E-C-P は誤りです。E-C-Pでは、接地極抵抗REと電流極抵抗RC の合成抵抗になります。

選択肢3. 解答選択肢の画像

正解です。

選択肢4. 解答選択肢の画像

誤りです。

接地極と補助極P,C は、一直線に並べないと接地抵抗が測定できません。接地極Eの接地抵抗 RE と、補助極Cの接地抵抗 RC の合成抵抗になってしまいます。

まとめ

接地抵抗計には、接地極と補助極を正しく接続するため、E,P,Cの接続表示がされているため、接続表示と接続極を正しく接続する必要があります。接続を誤ると、補助極を誤って設置したことと同じになってしまいます。

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