第二種電気工事士の過去問
令和4年度上期 午後
配線図 問46

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問題

第二種 電気工事士試験 令和4年度上期 午後 配線図 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造2階建住宅の配線図である。この図に関する問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】分電盤の外箱は合成樹脂製である。
【注意5】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意6】図記号で示す一般用照明にはLED照明器具を使用することとし、選択肢(答え)の写真にある照明器具は、すべてLED照明器具とする。
【注意7】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意8】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑯で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで、正しいものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。
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この過去問の解説 (3件)

01

今度はリングスリーブではなく差込型コネクタになります。

ただ、合計3個であることはわかってますので、「非接地の数」「接地の数」「スイッチ線の数」をそれぞれ求めることになります。

まず右側の→©は分電盤から来てますので接地1本、非接地1本です。

上部にコンセントがありますので接地1本、非接地1本です。

⑭の線は接地1本、非接地1本にくわえ、コのスイッチ線1本です。

右下のCLはスイッチ線1本、接地1本です。

左下の部分ですが、サの3路スイッチと負荷は上記の部分に影響を与えていないため、接地1本、非接地1本を通せばよいことになります(スイッチ線などはない)

ということで合計すると、スイッチ線2本、非接地4本、接地5本になりました。

したがって答えは4になります。

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02

正解は4です。

複線図を書いていきます。

まず、電源 Ⓒ から負荷には白色の電線(接地側)が接続されます。

この時点で白色の電線は5本接続されているので、5本用の差し込み型コネクタが必要になります。

よって、選択肢1,2が除外されます。

次に黒色の電線(非接地側)を接続します。

電源 Ⓒ からコンセント、ボックス(他の負荷)、ジョイントボックスを接続します。

この時点ではシーリングライトに非接地側電線をつないではいけません。

よって、4本接続されることになるので、4本用の差し込み型コネクタが必要になります。

次にスイッチからシーリングライトまでを接続するので、2本用の差し込み型コネクタが必要になります。

よって、正解は4です。

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03

JB に入る配線は、電源盤の c 電源から来る100 V電源で、接地線と非接地線 (以後は接地線 W、非接地線 Bと言います) です。電源からのWとB配線は、コンセント、JB ⑮ 、階段下のJB へと配線されます。

JB から出る配線は、和室前のシーリングライト(以後CLとします)「コ」への接地側へのW電源線とCL「コ」の負荷側の配線が接続されます。

この配線は、JB ⑮ を通して、玄関側にあるスイッチ「コ」の負荷側の接点から接続されます。

以上から、JB での接続点は、次のようになります。

・W線は、5配線から接続されます

・B線は、4配線から接続されます。

・CL「コ」の負荷側の配線は、2配線で接続されます。

使用する差込形コネクタの種類と最少個数は、

・差込口5つのコネクタが1個

・差込口4つのコネクタが1個

・差込口2つのコネクタが1個

です。

選択肢1. 解答選択肢の画像

×

誤りです。差込口3つのコネクタは不要で、差込口5つのコネクタがありません。

選択肢2. 解答選択肢の画像

×

誤りです。差込口3つのコネクタは不要で、差込口5つと4つのコネクタがありません。

選択肢3. 解答選択肢の画像

×

誤りです。差込口3つのコネクタは不要で、差込口4つのコネクタがありません。

選択肢4. 解答選択肢の画像

正解です。

まとめ

問題44で、JB ⑯ とJB ⑮ の配線の芯数を数えるときに作成した、複線図がほぼ役に立ちました。このような問題では、簡単に思っても、複線図を作成することが必要です。

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