第二種電気工事士の過去問
令和4年度下期 午後
配線図 問15
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問題
第二種 電気工事士試験 令和4年度下期 午後 配線図 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
図は、木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意1.】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2.】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3.】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4.】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5.】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意6.】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。
⑮で示す部分の配線を器具の裏面から見たものである。正しいものは。
ただし、電線の色別は、白色は電源からの接地側電線、黒色は電源からの非接地側電線とする。
【注意1.】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2.】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3.】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4.】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5.】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意6.】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。
⑮で示す部分の配線を器具の裏面から見たものである。正しいものは。
ただし、電線の色別は、白色は電源からの接地側電線、黒色は電源からの非接地側電線とする。
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この過去問の解説 (2件)
01
今回の問題は、スイッチボックスにスイッチとパイロットランプが設置されたときの、スイッチボックスの裏側の配線状況を問う問題です。
⑮は屋上にある電灯にスイッチで点滅させると同時に、パイロットランプも点滅させます。
⑮のパイロットランプは屋上の電灯と同時に点滅させるために、パイロットランプと電灯は2本の配線(接地線と負荷線)を並列に接続します。また、スイッチの片方は、パイロットランプの負荷側に接続します。スイッチのもう片方は、電源の非接地線と接続します。
これで、スイッチを入れると、パイロットランプと屋上電灯には接地線と非接地線の電源がかかり、同時に点滅します。
×
電源の非接地線と接続するのが、黒では常時点灯しますし、赤ではスイッチの機能が働きません。誤りです。
×
電源と接続する線が無いため、スイッチの有無に関わらず、点滅しません。誤りです。
○
黒線が電源の非接地線と接続するため、スイッチの入切で、パイロットランプと屋上電灯が点滅します。正解です。
×
黒線を電源の非接地線と接続して、スイッチを入れると、電源がショートします。誤りです。
<補足>
問題11でで、ジョイントボックス⑪の配線の問題が出て、このボックスにパイロットランプと屋上電灯と点滅スイッチの配線も含まれるため、参照できます。
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02
この問題は確認表示灯(パイロットランプ)の点滅方法と結線に関する問題です。
まず、⑮で示す部分のパイロットランプの点滅方法がどのような方法なのかを判別します。
図記号を見ると外灯器具【二】の専用スイッチとなっており、白丸にも黒丸にも【二】と表記があります。どちらにも器具番号が表記されている場合は同時点滅となります。
なので選択肢からは同時点滅の結線を選択します。
図の結線方法で行くと、パイロットランプは常時点灯状態となります。なので不適切です。
⑮で示す部分の配線条数は3心です。選択肢の写真では2心しかないので不適切です。
選択肢の写真は同時点滅の結線方法なので適切です。
選択肢の結線方法は不適切です。
問題文を読んだだけでは点滅方法が分からず、配線図の図記号を読み取って判断しなければならないので難易度が高い問題と言えます。
まずは写真の結線方法を判別できるようになることをお薦めします。
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