第二種電気工事士の過去問
令和5年度上期 午後
一般問題 問3
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第二種 電気工事士試験 令和5年度上期 午後 一般問題 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
抵抗に15Aの電流を1時間30分流したとき、電力量が4.5kW・hであった。抵抗に加えた電圧[V]は。
- 24
- 100
- 200
- 400
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
電力を求める計算について理解し、計算式を暗記できていれば解くことが出来る問題となっています。
誤っています。計算式に当てはめると24にはなりません。
誤っています。計算式に当てはめると100にはなりません。
正解です。
kW・h は消費電力量の単位のことをいいます。
4.5kW・hを1.5h(1時間30分)で割ると、「4.5/1.5=3kW」となります。
次、kWをWに直すと、3kW→3000W
電力の公式に当てはめると、
P(電力)、V(電圧)、I(電流)
「P=VI→3000=15V」
V=200になることが分かります。
誤っています。計算式に当てはめると400にはなりません。
電圧と電流を掛けたもので一見簡単ではありますが、計算式を理解して、kWをWに直して式に当てはめることを忘れずにすれば問題なく解ける問題になります。
参考になった数28
この解説の修正を提案する
02
電力量kw・hの問題。
kw・hからw・hに変換すると解きやすくなります。
誤答です。
誤答です。
問題の条件は電流値15Aのとき、1.5時間で4.5kw・h。
4.5kw・h=4500w・h。1時間での電力量は4500w・h÷1.5h=3000w・h。
3000w・h÷15A=200V。
誤答です。
電力量Qは電力P×時間Tをかけたもの。
電力Pは電圧Vと電流Iをかけたものです。
よって電力量Qは電圧Vと電流Iと時間Tをかけたものになります。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
03
電力量を求める公式は次のようになります。
・電力量[kW・h]=電力[W]×時間[h]‥①
※電流[A]×電圧[V]より
・電力量[kW・h]=電流[A]×電圧[V]×時間[h]‥①´
上記①´式に問題で与えられている数値を入れていきます。
・4.5[kW・h]=15[A]×電圧[V]×1.5[h]‥②
※1時間30分の30分を時間表記する場合は0.5となります。
②式を変形していきます。
・4500[W・h]=15[A]×電圧[V]×1.5[h]‥②´
※1[kW・h]=1000[W・h]
以上より電圧[V]は次のようになります。
電圧[V]=4500[W・h]÷15[A]×1.5[h]‥③
電圧[V]=4500[W・h]÷22.5[A・h]=200[V]
以上のようになります。
上記解説の数値と一致しないので不適切です。
上記解説の数値と一致しないので不適切です。
上記解説の数値と一致するので適切です。
上記解説の数値と一致しないので不適切です。
電力量を求める公式は毎回出題されています。しかし求める数値は毎回違うので公式を丸暗記するだけでなく、変形して応用できるようになりましょう。また、時間の取り扱いにも気を付けてください。
参考になった数10
この解説の修正を提案する
前の問題(問2)へ
令和5年度上期 午後問題一覧
次の問題(問4)へ