第二種電気工事士の過去問
令和5年度上期 午後
配線図 問18
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第二種 電気工事士試験 令和5年度上期 午後 配線図 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
図は、木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5】図においては、必要なジョイントボックスがすべて示されているとは限らないが、ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意6】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。
この配線図の図記号から、この工事で使用されていないスイッチは。
ただし、写真下の図は、接点の構成を示す。
【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5】図においては、必要なジョイントボックスがすべて示されているとは限らないが、ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意6】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。
この配線図の図記号から、この工事で使用されていないスイッチは。
ただし、写真下の図は、接点の構成を示す。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
スイッチの種類や図面上のスイッチに付随している傍記の意味が理解出来ているかが問われている問題となっています。
この器具は、調光器です。
1階居間「シ」があるため使用していることが分かります。
黒丸に矢印が入っているシンボルが調光スイッチを表しています。
この器具は、位置表示灯内蔵スイッチです。
黒丸の傍記に「H」があるものが図面上に記載がないため、使用していないことが分かります。
この器具は、熱線式自動スイッチです。
1階玄関に黒丸の傍記に「RAS」があるため使用していることが分かります。
この器具は、確認表示灯内蔵スイッチです。
1階便所周りに黒丸の傍記に「L」があるため使用していることが分かります。
スイッチ関係の問題は暗記してしまえば解けるものですので、しっかりと暗記しておくことがポイントです。
参考になった数6
この解説の修正を提案する
02
スイッチの記号についての理解力を試す問題です。
調光スイッチです。つまみで明るさを調整できるのが特徴です。
※図記号が放送のアッテネータに似ています。今回は使用されているため、不適切です。
ホタルスイッチです。切のとき点灯し、暗くてもスイッチの位置が分かるスイッチになっています。
今回は使用していないため正解です。
人感センサ付壁スイッチです。
自動的に人の出入りを判断し、照明を入切します。今回は使用されているため、不適切です。
負荷と同時点灯する確認表示灯(オンピカスイッチ)です。換気扇等の入切用のスイッチとして使われることが多いです。今回は使用しているため、不適切です。
オンピカとホタルスイッチは見た目がほぼ一緒なので、スイッチの結線で確認して間違えないように注意しましょう。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
03
この問題は配線図に記載のないスイッチを選択する形です。
ポイントは3枚の図面からスイッチを細かく見ていく必要があるので、時間を浪費してしまう恐れがあります。なので問題を解くコツとして、選択肢のスイッチを判別した上で、図面を見ていくと効率がよくなります。
それぞれの選択肢を見ていきます。
写真は照明器具用の調光スイッチとなります。
調光スイッチとは光の明るさをツマミの上げ下げで行います。近年はLED照明の為、電球色↔昼白色などの変換装置としても使用されます。
図記号は黒丸に矢印の上向きになります。
図面上では居間の照明スイッチ【シ】として使用されています。なので不適切です。
写真は位置表示灯内蔵スイッチ(通称ホタルスイッチ)です。
スイッチが[切]の時には表示灯が点灯しており、[入]になると消灯します。
図記号は黒丸にH(●H)。
この図面上では使用されていないので適切です。
写真は壁付熱線センサ付自動スイッチになります。
人の動きを検知して照明の入り切りを行うスイッチです。見た目の特徴として[切]、[自動]、[連続入]とあり、用途によって切り替える事ができます。
図記号は黒丸にRAS(●RAS)になります。
図面上では玄関照明用のスイッチとして使用されています。なので不適切です。
写真は確認表示灯内蔵スイッチ(通称オンピカスイッチ)です。
スイッチが[入]の時には表示灯が点灯しており、[切]になると消灯します。
図記号は黒丸にL(●L)。
図面上では浴室、便所の照明用のスイッチとして使用されています。なので不適切です。
位置表示灯内蔵スイッチと確認表示灯内蔵スイッチは見た目が全く同じなので、この問題で判別するには、接点の構成を見るしかありません。
図面上の記号で判断したとしても、接点構成を覚えていなければ誤ってしまいますので、合わせて覚えて頂く事をお薦めします。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問17)へ
令和5年度上期 午後問題一覧
次の問題(問19)へ