第二種電気工事士の過去問
令和5年度下期 午後
一般問題 問15
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問題
第二種 電気工事士試験 令和5年度下期 午後 一般問題 問15 （訂正依頼・報告はこちら）
漏電遮断器に関する記述として、誤っているものは。
- 高速形漏電遮断器は、定格感度電流における動作時間が0.1秒以内である。
- 漏電遮断器には、漏電電流を模擬したテスト装置がある。
- 漏電遮断器は、零相変流器によって地絡電流を検出する。
- 高感度形漏電遮断器は、定格感度電流が1000mA以下である。
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この過去問の解説 （2件）
01
漏電遮断器について問われています。
漏電遮断器は漏電や過負荷が起きた時に回路を遮断する器具となっており、その他細かい特徴も押さえておく必要があります。
正しい記述です。
漏電を感知して0.1秒以内に遮断器を開きます。
正しい記述です。
2極はスイッチの下、3曲は右下部分にテストボタンがあります。
正しい記述です。
零相変流器で漏電を感知して地絡電流を検出し、遮断します。
誤った記述です。
定格感度電流は1000mA以下ではなく30mA以下となります。
漏電遮断器で覚えるポイントは、「0.1秒」「30mA」この2つの数値はしっかり押さえておきましょう。
また、写真を見て識別する問題もあるので、間違えやすい「配線用遮断器」との違いも確認しておきましょう。
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02
漏電遮断器の機能や試験に関する問題です。
正
動作時間が0.1秒以内のものは、高速型と言います。
正
漏電遮断器のテストボタンによって、零相変流器で漏電が検知され、遮断器の開閉器の接点を開きます。
正
零相変流器で地絡(漏電)を検知し、漏電遮断器の電路を自動的に遮断します。
誤
定格感度電流が30mA以下のものは、高感度形と言います。
感電防止用は、高速高感度形が用いられます。
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