クレーン・デリック運転士 過去問
令和元年(2019年)10月
問21 (原動機及び電気に関する知識 問21)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和元年(2019年)10月 問21(原動機及び電気に関する知識 問21) (訂正依頼・報告はこちら)

電気に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
  • 直流は、乾電池やバッテリーから得られるほか、シリコン整流器などにより交流を整流しても得られる。
  • 交流は、変圧器によって電圧を変えることができる。
  • 工場の動力用電源には、一般に、200 V 級又は 400 V 級の単相交流が使用されている。
  • 発電所から消費地の変電所までの送電には、電力の損失を少なくするため、特別高圧の交流が使用されている。
  • 電力会社から供給される交流電力の周波数には、地域によって 50 Hzと 60 Hzがある。

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この過去問の解説 (2件)

01

1 . 正しいです。

直流は、乾電池やバッテリーから得られるほか、シリコン整流器などにより交流を整流しても得ることができます。

2 . 正しいです。

交流は、変圧器によって電圧を変えることができます。

3 . 誤りです。

工場の動力用電源には、一般に、200 V 級又は 400 V 級の三相交流が使用されています。

4 . 正しいです。

発電所から消費地の変電所までの送電には、電力の損失を少なくするため、特別高圧の交流が使用されています。

5 . 正しいです。

電力会社から供給される交流電力の周波数には、東日本は 50 Hz、西日本は 60 Hzとなっています。

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02

電気に関する問題です。

この科目は電気工事士の内容と被る部分が多いですが、内容は基本的なものなので確実に覚えておきましょう。

選択肢1. 直流は、乾電池やバッテリーから得られるほか、シリコン整流器などにより交流を整流しても得られる。

正しい記述です。

直流は、乾電池やバッテリーから得られるほか、シリコン整流器などにより交流を整流しても得る事が可能です。

選択肢2. 交流は、変圧器によって電圧を変えることができる。

正しい記述です。

交流は、変圧器によって電圧を変えることができます。こうする事で無駄な電気の節約にもなります。

選択肢3. 工場の動力用電源には、一般に、200 V 級又は 400 V 級の単相交流が使用されている。

工場の動力用電源には、一般に、200V級又は400V級の単相交流ではなく三相交流が使用されます。

選択肢4. 発電所から消費地の変電所までの送電には、電力の損失を少なくするため、特別高圧の交流が使用されている。

正しい記述です。

発電所から消費地の変電所までの送電には、電力の損失を少なくするため、特別高圧の交流が使用するのが一般的となります。

選択肢5. 電力会社から供給される交流電力の周波数には、地域によって 50 Hzと 60 Hzがある。

正しい記述です。

厳密には東日本が50Hzで西日本が60Hzとなります。

まとめ

電気の知識はクレーンの免許以外に日常生活でも欠かせないものなので、忘れないようにしましょう。

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