クレーン・デリック運転士の過去問
令和3年(2021年)10月
クレーン及びデリックに関する知識 問4

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この過去問の解説 (1件)

01

以下、選択肢ごとに解説します。

選択肢1. フランジ形たわみ軸継手は、流体を利用したたわみ軸継手で、二つの軸のずれや傾きの影響を緩和するために用いられる。

誤りです。

フランジ形たわみ軸継手は、ボルト穴ゴムや皮革などが取り付けられているたわみ軸継手で、二つの軸のずれや傾きの影響を緩和することができます。

選択肢文では、流体を利用したたわみ軸継手となっており、誤りです。

選択肢2. はすば歯車は、歯が軸につる巻状に斜めに切られており、平歯車より減速比を大きくできるが、動力の伝達にむらが多い。

誤りです。

はすば歯車は、歯が軸につる巻状に斜めに切られており、動力の伝達にむらが少ないため、平歯車より減速比を大きくすることができます。

選択肢文では、動力の伝達にむらが多いとなっており、誤りです。

選択肢3. ローラーチェーン軸継手は、たわみ軸継手の一種で、2列のローラーチェーンと2個のスプロケットから成り、ピンの抜き差しで両軸の連結及び分離が簡単にできる。

正しいです。

ローラーチェーン軸継手は、2列のローラーチェーンと2個のスプロケットから成り、ピンの抜き差しにより両軸の連結及び分離が可能で、取り扱いが簡単であるという特徴があります。

選択肢4. リーマボルトは、ボルト径が穴径よりわずかに小さく、取付け精度は良いが、横方向にせん断力を受けるため、構造部材の継手に用いることはできない。

誤りです。

リーマボルトは、ボルト径が穴径よりわずかに大きく、横方向にせん断力を受けるため大きな力に耐えられるので、構造部材の継手などに用いられています。

選択肢文では、ボルト径が穴径よりわずかに小さく、構造部材の継手に用いることはできないとなっており、誤りです。

選択肢5. 歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあると円滑に動力を伝えることができない。

誤りです。

歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えることができます

選択肢文では、二つの軸のずれや傾きがあると円滑に動力を伝えることができないとなっており、誤りです。

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