クレーン・デリック運転士の過去問
令和5年(2023年)4月
関係法令 問5
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和5年(2023年)4月 関係法令 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
クレーンに係る作業を行う場合における、つり上げられている荷の下への労働者の立入りに関する記述として、法令上、違反とならないものは次のうちどれか。
- 複数の荷が一度につり上げられている場合であって、当該複数の荷が結束され、箱に入れられる等により固定されていないとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
- つりクランプ1個を用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
- つりチェーンを用いて、荷に設けられた穴又はアイボルトを通さず、1箇所に玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
- ハッカー2個を用いて玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
- 繊維ベルトを用いて2箇所に玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた。
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この過去問の解説 (1件)
01
違反とならないものは「繊維ベルトを用いて2箇所に玉掛けをした荷がつり上げられているとき、つり上げられている荷の下へ労働者を立ち入らせた」です。
この記述は違反となります。
固定されていない複数の荷は移動中に崩れる危険が高いため、荷の下への立入りは法令で禁止されています。
この記述は違反となります。
つりクランプ1個では荷が安定せず、荷の落下やクランプの外れによる危険があるため、下への立入りは認められていません。
この記述は違反となります。
荷を1箇所で玉掛けすると不安定になり、荷が傾いたり落下する危険があるため、下への立入りは禁止されています。
この記述は違反となります。
ハッカーの使用は一般的ですが、作業環境や荷の種類によっては安定性に欠ける場合があり、下への立入りは許されません。
この記述は違反とはなりません。
繊維ベルトで荷を2箇所に玉掛けする方法は、荷を安定させるための適切な手法です。この場合、法令上、下への立入りは許可されることがあります。
荷の安定性が作業の安全確保に直結します。1箇所のみの玉掛けや不安定な荷の固定は危険です。繊維ベルトや適切な玉掛け方法を用いることで、荷を安定させることができます。
労働者の安全を守るため、荷の種類や玉掛け方法に応じた適切な手法を選び、法令を遵守する必要があります。
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