クレーン・デリック運転士 過去問
令和7年(2025年)4月
問6 (クレーン及びデリックに関する知識 問6)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和7年(2025年)4月 問6(クレーン及びデリックに関する知識 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

クレーンのブレーキに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
  • 電動油圧押上機ブレーキは、ばねにより制動を行い、押上機の油圧の押上げ力によりブレーキの制動を開放する。
  • バンドブレーキには、緩めたときにバンドが平均して緩むように、バンドの外周にすき間を調整するボルトが配置されている。
  • つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の120%に調整する。
  • ドラム形電磁ブレーキは、制動時につり荷を停止位置で安全に支持する無電圧作動型のブレーキである。
  • ディスクブレーキは、ディスクをブレーキ片(パッド)で両側からはさみ付けて制動する構造のものである。

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この過去問の解説 (1件)

01

ブレーキに関する問題です。ブレーキも安全に関わる重要な部分なので、しっかり理解しておきましょう。

選択肢1. 電動油圧押上機ブレーキは、ばねにより制動を行い、押上機の油圧の押上げ力によりブレーキの制動を開放する。

正しい記述です。

電動油圧押上機ブレーキは、ばねにより制動を行い、押上機の油圧の押上げ力によりブレーキの制動を開放します。

選択肢2. バンドブレーキには、緩めたときにバンドが平均して緩むように、バンドの外周にすき間を調整するボルトが配置されている。

正しい記述です。

バンドブレーキには、緩めたときにバンドが平均して緩むように、バンドの外周にすき間を調整するボルトが配置されています。

選択肢3. つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の120%に調整する。

つり上げ装置のブレーキの制動トルクの値は、定格荷重に相当する荷重の荷をつった場合における当該装置のトルクの値の120%ではなく、150%に調整します。

選択肢4. ドラム形電磁ブレーキは、制動時につり荷を停止位置で安全に支持する無電圧作動型のブレーキである。

正しい記述です。

ドラム形電磁ブレーキは、制動時につり荷を停止位置で安全に支持する無電圧作動型のブレーキとなります。

選択肢5. ディスクブレーキは、ディスクをブレーキ片(パッド)で両側からはさみ付けて制動する構造のものである。

正しい記述です。

ディスクブレーキは、ディスクをブレーキ片(パッド)で両側からはさみ付けて制動する構造となります。

まとめ

特にトルク値は出題される事が多いので、覚えておきましょう。

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