クレーン・デリック運転士 過去問
令和7年(2025年)4月
問15 (関係法令 問5)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和7年(2025年)4月 問15(関係法令 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章は同一のランウェイに並置されている走行クレーンの修理、調整、点検等(以下、本問において「修理等」という。)の作業を行うときの措置に係る法令条文の一部を抜粋したものであるが、この文中の(   )内に入れるA及びBの語句の組合せが、当該法令条文の内容と一致するものは次のうちどれか。

「同一のランウェイに並置されている走行クレーンの修理等の作業を行うときは、( A )をおくこと、ランウェイの上に( B )を設けること等、労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。」
  • A:作業を指揮する者  B:関係者以外立入禁止の表示
  • A:作業を指揮する者  B:クレーンの運転を禁止する旨の表示
  • A:関係者以外立入禁止の表示  B:ストッパー
  • A:監視人  B:ストッパー
  • A:監視人  B:クレーンの運転を禁止する旨の表示

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この過去問の解説 (2件)

01

走行クレーンの修理や点検時の法令に関する問題です。しっかり文章を読めば解ける問題なので、落ち着いて解いていきましょう。

選択肢4. A:監視人  B:ストッパー

「同一のランウェイに並置されている走行クレーンの修理等の作業を行うときは、監視人をおくこと、ランウェイの上にストッパーを設けること等、労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。」このようになるので、この選択肢の組み合わせが適切です。

まとめ

急に動かなくようにストッパーを設ける事は重要なので、覚えておきましょう。

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02

同一ランウェイ上で走行クレーンの修理等を行うときは、他のクレーンが近寄らないための物理的措置と、接近の有無を見張る人的措置が条文で例示されています。
本問のキーワードは、監視人をおくランウェイ上にストッパーを設けるです。これはクレーン等安全規則第30条の文言として繰り返し出題されます。

選択肢1. A:作業を指揮する者  B:関係者以外立入禁止の表示

不一致です。
第30条は監視人ストッパーを例示します。指揮者や立入禁止表示は本条の例示ではありません。

選択肢2. A:作業を指揮する者  B:クレーンの運転を禁止する旨の表示

不一致です。
運転禁止の表示は第30条の2の趣旨に近い措置ですが、本問の引用条項は第30条で、監視人+ストッパーが基準です。

選択肢3. A:関係者以外立入禁止の表示  B:ストッパー

不一致です。
Bは合いますが、Aは監視人が正解です。

選択肢4. A:監視人  B:ストッパー

一致(正解)です。
第30条の例示そのものです。他クレーンの接近防止と監視をセットで講じる趣旨です。

選択肢5. A:監視人  B:クレーンの運転を禁止する旨の表示

不一致です。
Aは良いですが、Bはストッパーが条文の例示です。

まとめ

監視人をおく+ランウェイ上にストッパーが定番の頻出問題です。
運転禁止の表示は別の文脈で登場しやすく、取り違えやすいひっかけ問題がよくあるので注意が必要です。

 

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