クレーン・デリック運転士 過去問
令和7年(2025年)4月
問17 (関係法令 問7)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和7年(2025年)4月 問17(関係法令 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

クレーン・デリック運転士免許及び免許証に関するAからEまでの記述について、法令上、正しいもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれか。

A  免許証を他人に譲渡又は貸与したときは、免許の取消し又は効力の一時停止の処分を受けることがある。
B  労働安全衛生法違反により免許の取消しの処分を受けた者は、処分を受けた日から起算して30日以内に、免許の取消しをした都道府県労働局長に免許証を返還しなければならない。
C  労働安全衛生法違反により免許を取り消され、その取消しの日から起算して1年を経過しない者は、免許を受けることができない。
D  免許に係る業務に現に就いている者は、氏名を変更したときは、免許証の書替えを受けなければならない。ただし、変更後の氏名を確認することができる他の技能講習修了証等を携帯するときは、この限りでない。
E  免許証の書替えを受けようとする者は、免許証書替申請書を免許証の交付を受けた都道府県労働局長又はその者の所属する事業場の住所を管轄する都道府県労働局長に提出しなければならない。
  • A,B,C
  • A,C
  • A,C,E
  • B,D,E
  • C,E

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この過去問の解説 (2件)

01

クレーン・デリックの免許証に関する問題です。免許を取得してから違反を行うと最悪取り消し処分になる事もあるので、確実に覚えておきましょう。

選択肢2. A,C

Bの労働安全衛生法違反により免許の取消しの処分を受けた者は、30日以内ではなく、遅滞なく、免許の取消しをした都道府県労働局長に免許証を返還しなければいけません。

Dの免許に係る業務に現に就いている者は、氏名を変更したときは、免許証の書替えを受けなければいけません。例外はありません。

Eの免許証の書替えを受けようとする者は、免許証書替申請書を免許証の交付を受けた都道府県労働局長又は、事業所の住所ではなく、その者の住所を管轄する都道府県労働局長に提出しなければいけません。

したがってAとCの組み合わせが正しいので、この選択肢の組み合わせが適切となります。

まとめ

免許を取って安心しないように、これらの内容もしっかり覚えておきましょう。

参考になった数3

02

免許まわりは「取消しの理由」「返還・書替えの手続先」「欠格期間」の3点を押さえることがポイントです。
現場イメージとしては、免許証を他人に貸したり、氏名が変わった後に放置したりすると行政処分や手続違反になる、という整理です。

選択肢1. A,B,C

不正解です。
Bが誤りです。免許取消しを受けた者の返還期限は「30日以内」ではなく遅滞なくで、提出先は取消しをした都道府県労働局長です。したがってA○・B×・C○となり、この組合せは成り立ちません。

選択肢2. A,C

正解です。
A:免許証の譲渡・貸与は取消し又は効力停止の対象です。
C:取消しの日から1年は欠格期間で、新たな免許は受けられません。

 

選択肢3. A,C,E

不正解です。
Eが誤りです。書替え申請の提出先は交付を受けた都道府県労働局長又は“その者の住所”を管轄する都道府県労働局長であり、「所属する事業場の住所」ではありません。

選択肢4. B,D,E

不正解です。
B×(遅滞なくが正しい)、D×(氏名変更時の書替えは必須で、他証明の携帯による例外はありません)、E×(提出先は“住所”管轄)。

選択肢5. C,E

不正解です。
Cは○ですが、Eが×なので成り立ちません。

まとめ

法令は言い回しが重要です。
数字などの一語の違いを正確に覚えると得点が安定します。

参考になった数0