建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問116 (給水及び排水の管理 問116)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問116(給水及び排水の管理 問116) (訂正依頼・報告はこちら)

貯水槽清掃後の水質検査項目と基準との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
  • 色度 −−−−−−−−−−−−− 5度以下
  • 濁度 −−−−−−−−−−−−− 3度以下
  • 臭気 −−−−−−−−−−−−− 異常でないこと(消毒によるものを除く)
  • 味  −−−−−−−−−−−−− 異常でないこと(消毒によるものを除く)
  • 残留塩素の含有率 −− 遊離残留塩素0.2mg/L以上

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は、「濁度−3度以下」です。

 

この問題は、貯水槽清掃後の水質検査項目と基準に関するものです。

貯水槽清掃後は、水質が基準に適合しているか確認が必要です。

水質基準には色度・濁度・臭気・味・残留塩素が含まれます。

それぞれの基準を理解しましょう。

選択肢1. 色度 −−−−−−−−−−−−− 5度以下

正しいです。飲料水の色度基準は5度以下です。

透明性が確保され、異常着色のない状態です。

選択肢2. 濁度 −−−−−−−−−−−−− 3度以下

誤りです。水道法に基づく基準では、

濁度は2度以下です。3度だと基準を上回ります。

選択肢3. 臭気 −−−−−−−−−−−−− 異常でないこと(消毒によるものを除く)

正しいです。消毒臭などを除き、異臭のないことが基準です。

選択肢4. 味  −−−−−−−−−−−−− 異常でないこと(消毒によるものを除く)

正しいです。飲料水は異味がないことが必要であり、

消毒による軽微な味を除き、正常な状態が基準です。

選択肢5. 残留塩素の含有率 −− 遊離残留塩素0.2mg/L以上

正しいです。水道法基準では遊離残留塩素0.1mg/L以上が必要ですが、

実務上0.2mg/L以上が望ましいです。

おいしいお水のためです。

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