建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問143 (清掃 問143)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問143(清掃 問143) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物清掃の作業計画に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
  • 廊下壁面のスポット洗浄は、定期清掃で実施する。
  • 廊下壁面のスイッチ回りの洗剤拭きは、一般に日常清掃として実施する。
  • エレベータかご内部の除じんは、一般に定期清掃として実施する。
  • 管理用区域は、一般の人が立ち入らないため、清掃は年2回程度実施する。
  • トイレ・洗面所の換気口の除じんは、日常清掃で実施する。

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は、「廊下壁面のスポット洗浄は、定期清掃で実施する。」です。

 

この問題は、建築物清掃の作業計画に関するものです。

建築物清掃の作業計画は、日常清掃と定期清掃に区分されます。

日常清掃は利用者の衛生や美観保持のため、毎日・高頻度で行う作業です。

一方、定期清掃は床面洗浄やガラス清掃など、周期的に実施するものです。

汚れがひどいところやそうでないところ、場所に合わせて選定が必要です。

選択肢1. 廊下壁面のスポット洗浄は、定期清掃で実施する。

正しいです。廊下壁面のスポット洗浄は、汚れの程度や美観維持の観点から、

計画的に行う定期清掃に分類されます。

特に高所や広範囲の壁面は、専門的な資機材や作業手順が必要となるため、

日常清掃では対応が困難です。

定期的な洗浄により、施設全体の衛生環境と印象を保つことができます。

選択肢2. 廊下壁面のスイッチ回りの洗剤拭きは、一般に日常清掃として実施する。

誤りです。スイッチ回りは頻繁に手が触れる箇所であり、

衛生管理上、日常清掃で乾拭きや除菌対応が行われることが一般的です。

ただし、洗剤を用いた拭き取りは、素材の劣化や電気設備への影響を避けるため、

定期清掃や専門清掃で慎重に実施されるべきです。

選択肢3. エレベータかご内部の除じんは、一般に定期清掃として実施する。

誤りです。エレベータ内は利用頻度が高く、ほこりやごみがたまりやすいため、

毎日の除じん(日常清掃)が必須です。

定期清掃では不十分です。

選択肢4. 管理用区域は、一般の人が立ち入らないため、清掃は年2回程度実施する。

誤りです。管理区域は人の出入りが少なくても、

設備管理や作業員利用があるため清掃は日常的に必要です。

年2回程度では不十分です。

スポット清掃がおすすめです。

選択肢5. トイレ・洗面所の換気口の除じんは、日常清掃で実施する。

誤りです。換気口の除じんは定期的に行う作業であり、

毎日行う日常清掃には含まれません。

 

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