建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第51回(令和3年度(2021年))
問163 (清掃 問164)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第51回(令和3年度(2021年)) 問163(清掃 問164) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物内の廃棄物保管場所の算定面積として、正しいものは次のうちどれか。
ただし、作業場の必要面積及び粗大ごみ・再利用物の管理面積は考えないものとする。延べ床面積:10,000m2、廃棄物発生量:0.04kg/(m2・日)、保管容器:10kg/個、保管容器1個は0.25m2を占め、保管日数は2日とする。なお、保管容器は平積みとする。
  • 10m2
  • 20m2
  • 80m2
  • 200m2
  • 500m2

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この過去問の解説 (1件)

01

20m2です。
延べ床10,000m2から出るごみ量を計算し、保管日数2日分を10kg容器に入れると容器80個が必要になります。容器1個は0.25m2を占めるため、80個×0.25m2=20m2が必要面積です。

選択肢1. 10m2

不足します。 10m2÷0.25m240個分の容器しか置けません。40個×10kg=400kgまでですが、必要量は800kgです。

選択肢2. 20m2

適切です。 20m2÷0.25m280個置けます。80個×10kg=800kgで、2日分のごみ量をちょうど収容できます。

選択肢3. 80m2

過大です。 80m2÷0.25m2320個、320個×10kg=3,200kgまで収容でき、必要量800kgを大きく超えます。

 

選択肢4. 200m2

過大です。 200m2÷0.25m2800個、8,000kg分と大きすぎます。

選択肢5. 500m2

過大です。 500m2÷0.25m22,000個、20,000kg分と桁違いに広すぎます。

まとめ

計算の流れを整理します。

1日あたりの発生量:10,000m2×0.04kg=400kg/日

2日分の保管量:800kg

容器必要数:800kg÷10kg=80個

必要面積:80個×0.25m2=20m2

この手順で求めると、20m2が妥当と分かります。

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