美容師の過去問
第36回
美容の物理・化学 問35

正解は2です。
石けんは油脂をアルカリで加水分解して作ります。

1.石けんは、陰イオン界面活性剤です。

3.陽イオン界面活性剤ではなく、陰イオン界面活性剤です。

4.界面活性剤は、化粧水・乳液・美容液・クリームなどに使われています。

正解：2

《界面活性剤》
混ざりにくく、混ぜると二つに分かれてしまう水と油などを混ざりやすくする作用があります。

1
石けんは【陰】イオン界面活性剤です。
陰イオン界面活性剤には洗浄力と発砲力があります。

3
水に溶かすと親水基が負電気を帯びるのは、【陰】イオン界面活性剤です。

4
乳液でも、油溶性と水溶性の液体を混ぜ合わせるために界面活性剤が使われます。

正解は2です。

石けんの主成分である脂肪酸ナトリウムは、陰イオン界面活性剤（アニオン界面活性剤）です。

1は誤った説明です。

動植物性の油脂をアルカリと反応させて加水分解すると、石けんの原料である脂肪酸ナトリウムが産生されます。

2が正しい説明です。

陽イオン界面活性剤（カチオン界面活性剤）は、水に溶かすと親水基が正（プラス）の電荷を帯びる性質があり、普通の石けんとは逆の構造を持つことから「逆性石けん」とも呼ばれます。

3は誤った説明です。

乳液には、水性の成分と油性の成分を混じり合った状態で安定させる「乳化」作用のために、界面活性剤が配合されています。

４も誤った説明です。

正解は、２です。

１．石けんは、陰イオン界面活性剤です。
３．陰イオン界面活性剤を水に溶かすと、親水基は負電気を帯びるます。
４．界面活性剤は乳液に使用されています。